2014年1月12日

Only in New Zealand こんなのニュージーランドでだけ? 友人二人が親戚だった事が発覚

久しぶりの快晴で気温の高い日となった素晴らしい夏日の昨日、二人の友人の40歳と50歳の合同バースデーパーティーに行って来ました。

今日はただのお話、写真も何もなしです。

ここニュージーランドでは、(おそらく少なくともオーストラリアでも同様。文化ほぼ同じですので)21歳のバースデーは日本の成人の日みたいに盛大に大人になった記念みたいに祝います。その後はやはりきりの良い30、40、50歳等の時も同じ様に大抵の人が盛大に祝います。個人差は勿論ありますが、大抵の場合がこういう記念すべき誕生日がやって来ると、周りの人からのプレッシャーみたいなものが発生し、『今度(例えば)30の誕生日でしょ?何かプランあるの?』みたいに質問が飛び交います。

自分も数年前に人生の節目の大きな数字の誕生日がありましたが、あまり誕生日を祝う、自分が主役の祝い事がこっぱずかしいと言う理由から好きではないので黙っていたのですが、その日が過ぎてから、大きなパーティーをしなかったのが発覚した時は大抵非難されます。何も言わず、嵐が過ぎるのを待つって感じだったんですが、今のご時世、フェイスブックですよ、世界に向けてお知らせしちゃいますからね、誰それの誕生日がいつって言うのを、生きにくい世の中になったもんです、私みたいな変わり者には。

何はともあれパーティー。で、誕生日を迎えた一人の友人が自宅に友人達を迎えてのパーティー、そこにもう一人の誕生日を迎えた友人も合流。100人くらい来てたんではないでしょうか。午後早くから人が来始め、こういう時は久しく顔会わせていない友達達と近況報告する良い機会、話に花が咲きます。

で、本題の二人の友人。仮に男性の友達Aと女性の友達Bとしておきましょう。ともに30前半。

Aは、クイーンズタウン出身。高校までこの町で学校に行って、大学はダニーデンのオタゴ大学。ここ5年程は仕事の関係でカナダに住んでいて、今ちょうど帰省中。カナダ人の彼女がいて、むこうで永住権申請中。

一方Bは、ワナカからちょっと行った、ハウェアという小さい町出身。クイーンズタウンでずっと働いていましたが、半年程前に仕事を辞め、ヨーロッパに旅に出て、最近ニュージーランドに帰って来たばかり。

AとBにはそれこそクイーンズタウンでの非常に多くの共通の友人がいますが、実際に会った事はありませんでした。フェイスブックをお使いの人にはお分かりだと思いますが、『この人知ってますか?お友達になりましょう』みたいなお知らせには常にお互いの名前が出て来て、お互い何となく存在は知ってはいたが実際会った事は無いといった感じ。

で、この二人が話始めて、私は横に座って反対の別の人達と話をしてたんですが、それこそ5分もしないうちにこの二人が大笑いを始めて、何がそんなに面白いのかと思ってこっちの二人に振り向いて聞いた所、どうやら祖祖父母くらいで繋がってるという事。

もう笑うと同時に顎が外れるじゃないですけど、開いた口が塞がらないって感じでただただ驚くのみ。

さらに何が凄いって、この当人二人は『まあ、ニュージーランドこんなの良くあるよね』って感じでただ笑ってるだけ。逆にそんなに驚いてる私を見て笑ってる始末。

どこか以前の投稿でも書いたんですが、英語の表現、概念、仮説の一つとして、6 degrees of separation (六次の隔たり)というものがあります。でも、ここニュージーランドでは、それが2次、3次くらいで済んでしまう。それくらい小さい。

よく考えてみたら、このニュージーランド、全人口が450万、南島はその内の100万強、で、しかもこのオタゴ、サウスランド地方なんていったら本当に少ない人間の数。

世界中に小さい国があるのは承知で、おそらくこれと似た様な事は珍しくないんでしょうけど、やはり、大都会東京出身の私には慣れろって言われてもなかなか慣れられるもんでは無いものの一つ。だって、日本じゃあまりあり得ないですよね?それとも私が世間知らずなだけ?

この様に、ニュージーランド、誰と誰が知り合いで、血で繋がってるか分かったもんじゃありません。別にそれで何か被害受ける訳では無いですが、まあ、日本では考えられないことが当たり前の様にして起こるという事で。これもニュージーランドの面白い一面ですと言う御紹介でした。

それではまた。

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