カードローナはクイーンズタウンからワナカに向けて、クラウンレンジを超え、車で40分程、ワナカにつく20分程手前にある、カードローナ谷にひっそりとたたずむ小さな集落。
場所はここ。
基本的にこのパブと、後はホテル等の宿泊施設が幾つかあるのみのとても小さな場所。
カードローナスキー場の入り口まで5分程で、冬はこのスキー場を訪れる人で賑わいます。毎日一日雪の上で楽しんだ後にここで一杯ビールを飲みながら一日を振り返る人々でごった返しています。
過去のカードローナスキー場に関する投稿はこちら
クイーンズタウンのあるオタゴ地方は、1860年代に金が発見されゴールドラッシュに沸きました。その時代に建てられた建物が、歴史的建造物として現在まで保存、使われている事も珍しくありませんが、このパブもその一つ。
1863年に建てられ、何度かの大掛かりな改装を経て、現在でもその当時の雰囲気を保っています。
オタゴを代表する地ビール、Speights スペイツのポスターにも使われた事があります。
このビールのブランドイメージ戦略は、羊飼いを代表とした農場や牧場で働く荒々しい人達が飲む、昔から変わらぬ味と言った物で、この古いパブがそのイメージに沿って使われました。
一般的に、パブと呼ばれる所はお酒を飲む場所と同時にホテルも併設していて、現在でも例えば一階がパブで二階にホテルとしての泊まれる部屋を用意している所も多々あります。
このカードローナパブも後ろにホテルの部屋があり、泊まる事が可能です。
カードローナホテルのサイトへのリンク(英語)
結婚式やお祝い事等を行う場所としても使われます。
実際、何年も前ですが、友人の30歳のパーティーがここで行われたこともあります。その時は貸し切りで、バンドを呼んで、飲んで踊って大いに盛り上がりました。
この様に、ニュージーランドのこの地方ならではの歴史があり、その歴史を至る所で垣間見る事が出来ます。
クイーンズタウンにお越しの際は、ぜひこの様な場所も訪れ、ビール片手に歴史に目を向けてみてはいかがでしょうか?
それでは今回はカードローナパブの御紹介でした。次回また。
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