2011年3月28日

カイタイアファイアの真実












今、カイタイアと言う町に来ています。ニュージーランドの北島の最北端の町、本当の北島の北の端のケープレインガまで100キロちょっと。もうすぐ6時半くらい、で、気温は20度を超えてるでしょう。何とも暖かい。ホテルの部屋で初めてエアコンついてるのを見ました。

以前の投稿で、僕の大好きなニュージーランド産のチリソース、タバスコみたいの、カイタイアファイアをご紹介したんですけれでも、今回このノースランド地方を旅する上で、ここカイタイアは外せない、どうしてもここに来て、工場訪ね、お店か工場の前で記念撮影して、Tシャツかなんか買って帰って超観光客っぽい事するって心に密かに決めてたんです。

が、しかし、実際にここカイタイアに来て発覚した事実!実はカイタイアファイアはオークランドで生産されているとの事!

いいですか、聞こえましたか?もう一度言います、カイタイアではこの製品は作られていません!なんと言う事でしょう。スキャンダルです。もう呆然として開いた口が塞がりません。

しかも観光所のおばちゃん『スーパーで売ってるわよ、一番安くてそこがお得よ。』なんてのんきな事行ってました。

この人には分かってないんです、どれだけ自分が楽しみにしていたのかを。クイーンズタウンからそれこそ1500キロ北まで来て、もうほぼ外国ですよノースランドなんて。周り皆マオリの人達だし。オタゴ、サウスランド地方はもうそれこそパケハ(マオリ語で白人という意味)の世界だもん。

オークランドめ、なんて奴だ、どれだけ目立とうとすりゃ気が済むのか、少し位ここカイタイアに花持たせてやっても良いじゃんかよ。

あーだこーだ言いましたが、まあ、要は下調べして行けってことですね。

何はともあれ、今日は北島の最北端のケープレインガまで行って来ました。ここに来るのは3回目ですが、やっぱりいつも風が強いです。

そこに行く途中には90マイルビーチにも立ち寄りました。1マイルは1.6キロ、ですのでだいたい144キロという事になりますが、実際は60マイル、約100キロしか無いとの事。何ともいい加減ですな、これぞニュージーランド。とかいってる自分もやっぱりずぼらな性格がこの国と一緒ですね。

という事でまた。

2011年3月27日

パイヒア、ラッセルの御紹介

今、ニュージーランドは北島、ノースランド地方のパイヒア
言う町に来ています。この辺りは、ベイオブアイランズ、Bay of Islands と呼ばれ、入り組んだ入り江と小さな島々が散在するニュージーランドを代表するリゾートです。

ニュージーランド最大の町オークランドから車で北に3時間程行った所に位置しています。3月も残り僅かのこの時期に気温は22、23度と言った所でしょうか。クイーンズタウンに比べたら遥かに暖かく、未だにTシャツ、短パン、サンダルで十分なくらいです。

かたやクイーンズタウンはもう日中で15から20度くらい、朝晩は冷え込み始めこんな格好で入られません。そろそろ暖房をつけ始める事を考える時期です。同じ国なのにこうも違うのかと驚きます。

さて、美しい海の風景で有名なパイヒアですが、ここに来て以来毎日雨、ホテルの人が言うには夏はずっと天気が良かったと。まあこんなもんですね。

人生いつも毎回完璧には行かない。昨日はニュージーランド最大の木、タネマフタを見に行き、今日は北島の北端、ケープレインガ、レインガ岬まで車で行こうと思っていましたが、こうも雨が降り続いているので、明日に延期、こうしてホテルの部屋で久しぶりのブログの更新という訳です。

パイヒアからは浜辺の向こう、10キロくらい先でしょうか、また陸地が見え、そこにも小さなラッセルという町が見えます。ここはニュージーランドで最初にイギリスからの移民が定住し始めた所として有名です。

だいたい1820年頃、そして今泊まってるホテルのすぐ隣のワイタンギという所で、1840年に、イギリス人と北島に住む主だった先住民族のマオリ族の首長達が条約に署名をし、イギリスの植民地になりました。

ですので、2月6日は『ワイタンギデー』として国民の祝日となっています。建国記念日みたいな物ですね。デスのでニュージーランドは国が出来て未だ170年を少し超えたばかり。非常に若い国であります。

そんな太平洋の南の端に浮かぶ若い国、ニュージーランド、マオリ語ではアオテアロア、白い雲のたなびく島という意味。

本当、この国で雲を観察していると毎日違った形、厚さ、色、方角、飽きる事はありません。何とも言い得て妙と言った所です。ニュージーランドにお越しの際はどうぞ毎日雲に注意を払ってみて下さい。

それでは。

2011年3月26日

今回の東日本大震災に寄せて





大変久しぶりの投稿。今回の大地震、こちらの3チャンネルの夜6時のテレビのニュースを見ていたら速報で日本で地震があったとテロップが流れました。速攻インターネットに繋いで、ustreamでNHKとTBSのライブストリームでニュースの中継を見ていました。その後2日休みだったのですが、もうずっと食い入るようにコンピューター画面を見て、コンピューターから離れる事が出来ませんでした。

今未だ福島の原発が放射能漏れを起こしているとの事で、東北関東在住の方の気持ちなど遠くはなれたニュージーランドに住む私には知る由もありません。一日も早く誰もが安全に生活出来るレベルに戻って欲しいものです。

こんな地球の裏側のニュージーランドに住んでいるとこんな時に何も出来ないでただただ傍観者で居るのが非常につらいです。

こんな時に何か出来る事と言ったら募金活動位しか思い浮かばず、何もしないでいるよりはと募金活層を始めました。ほんのはした金ではありますが、いずれ何かのお役に立てたらと思います。

今日、ニュージーランドは北島の北端に位置する小さな町、パイヒア、という所から、車で2時間ほど駆けて、ニュージーランドで一番大きい現存する、カウリと呼ばれる種類の木、その名も『タネ マフタ』と呼ばれる木を見に行って来ました。この木は2000年くらいの樹齢で、この木を見ながら、この木は今まで日本で起きたレベルの災害等今までいくつも見て来たのだななどと柄にも無く深く考えてしまいました。