2011年4月30日

Canyon Swing キャニオンスイング

今回はクイーンズタウンに数あるアクティビティの中の一つ、キャニオンスイングのご紹介。

キャニオンスイングはクイーンズタウンの町から15分程車で行ったショットオーバー川の渓谷にあります。高さ109メートルをジャンプして真っ逆さまに落ちて行きます。もちろん安全装備のハーネスをつけてのジャンプとなります。



クイーンズタウンはバンジージャンプで有名ですが、個人的にはこちらの方が好きかな。バンジージャンプで最も有名なのがカワラウ川にあるバンジージャンプですが、それに比べると落下距離が少し長いのと、斜めに落ちて行くのでバンジーに比べもう少し落ち方に自由がきくとでもいいましょうか。

ウェブサイトをご覧になって頂ければ分かりますが様々なスタイルのジャンプの仕方が紹介されています。ちなみに下のビデオは最初から真っ逆さまに吊られてからのジャンプで、スリル満点です。

またスタッフの方も気さくで面白く愛想の良い人が多く、これもプラス。

そしていざ目的地に到着すると、本当に細かい所までユーモアの聞いたサインが所々にあり、これも思わず笑いを誘ってしまいます。

またいざ飛び終えて、写真やdvdを買うと、これも細かい所まで目が行き届いていて、iPod用のビデオやら何からサービス満点の内容のものが購入出来ます。

クイーンズタウンにお越しの際は、一発これで飛んでみてはいかがでしょうか。もしくは人生に悩んで、鬱々としているときなど暗いムードなんてこれで一発で吹き飛びます。

お勧め度、星4つ。

それではまた次回。

ちなみに、2014年3月13日に、新たに関連した記事を投稿しましたので、良かったらご一緒にお楽しみ下さい。

この記事が役に立ったと思いの方は、良かったら応援のクリックを。
にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ


2011年4月19日

Slope Point スロープポイント ニュージーランド南島最南端地点







今回は南島最南端地点のスロープポイントのご紹介。

スロープポイントは The Catlins カトリンズと呼ばれる地域内にあります。(カトリンズについてはニュージーランド観光局のリンク貼っときました。)カトリンズは切り立った崖と砂浜が交互に散在している、あまり大きな町も無く静かな所で、野生のイルカやアホウドリ、ペンギン等が直に近くで見れるので有名な場所であります。


大きな地図で見る

ここは南緯46度を超える地点に位置しています。という事はここからはもう南極の方が赤道よりも微妙に近いという事になります。上の写真の一枚にも南極4803キロ、赤道5140キロとありますね。

今回久しぶりに北島の最北端地点のケープレインガまで行ったので、この際ついでにと最南端地点を目指しました。テアナウの友人シンジ君に指摘されるまで今までずっと、南島の最南端地点は、インバカーゴの南にある Bluff ブラフだと思い込んでました。でも指摘されて良く地図を見てみたら、そうです、このスロープポイントの方が更に南に位置していました。

ここへはインバカーゴから車で向かいました。この地点に到着するまで1時間半弱といった所でしょうか。写真をご覧になってお分かりの様にこの辺は何も無い田園風景が続き、ちょこっとした駐車場と小さい看板があるのみ。駐車場に車を置いて牧場内を20分程歩いて行くと最南端地点に到着となります。

もしここへ足を運ぼうと思われているのでしたら、一つだけ気をつけて頂きたいのが、このカトリンズ地域内は本当に何も無く、大きな町はありませんので、必ずお昼ご飯や何やら食べるものと、ガソリンは満タンにしてから向かって下さい。

クイーンズタウンに来て、少し日にちに余裕があり、なおかつレンタカーなど車をお持ちでしたら、ここに行かれるのも一つのアイデアかと思います。本当に何も無く静かな所です。

お勧め度、星4つ。

それではまた次回。

2011年4月11日

2011 紅葉情報 秋 クイーンズタウン周辺








東京では桜が満開だそうですが、こちらはすっかり秋の色が深まって来ました。例年に比べ今年は寒い4月と言えるのではないでしょうか。心無しかいつもより木々の葉の色が深まるのも早い様な気がします。で、ご覧の様にクイーンズタウンからアロータウンにかけての道柄こんな風景が広がっていました。最初の2枚はショットオーバ川にまたがる橋の上から撮影。クイーンズタウンに数ある観光客向けのアクティビティの中でも最も有名なものの一つ、ショットオーバージェット、赤いジェットボートが川を凄いスピードで上ったり下ったりしているのが見れます。

毎年この時期は夏のシーズンが終わりに近づき、僕の一年でも最も時間に余裕のある時期で、やはり毎年この季節は投稿が多くなっています。これからいよいよ冬の到来です。果たして今年はどんな冬になるのやら。毎年の事といえど、やはりワクワクしますね。

それではまた次回。明日からルートバーントラックにまた行って来ます。

勝手にホテル査定 その5 ホリデイイン オークランド

今回の査定は, ホリデイイン オークランド エアポート、HolidayInn, Auckland Airport。ここには日本語のサイトがありました。

ニュージーランド航空、オークランド発成田行きの便は朝8時半出発ですので、空港近くのホテルを探し、ここに決めました。ちなみに、以前もいつかの投稿で触れたかもしれませんが、クイーンズタウンから一日で日本に帰る事は出来ません。それも、この成田行きの便は朝8時半発、で早朝にこれに間に合うクイーンズタウンからオークランドに行く便が無いというのが理由です。クライストチャーチからは朝一番の便があり、この成田行きにその日に乗り継ぐ事が出来ます。それでも必ず、オークランド、クライストチャーチいずれかで前泊せねばなりません。

一泊144ドル。この予約も Wotif.comというウェブサイトで行いました。

建物は平べったい非常に横に広いもの。大都会オークランドと言えど、空港付近の広い土地を使って大きな物となっています。2階建てですがエレベーターはありません。大きいスーツケースお持ちの場合は階段上り下りする際ポーターの人が運んでくれます。

部屋は白を基調とした非常に清潔感あふれる明るい感じの広い部屋。備え付けの家具も奇麗で新しい。ドア、バスルーム入り口付近の照明が非常に暗かった。

インターネットはケーブルで繋いで、24時間もしくは100MBまでで$29.90。本当この容量ってユーチューブとかのビデオを見ずに普通に使って直ぐに一杯になってしまうって事を今回学びました。

部屋内のミニバー、ビール一本8ドル。安くはないですが、クイーンズタウンでもちょっとこじゃれたバーなんか行ったら7、8ドルしますから、納得出来る人にはオーケー。

空港から30分毎に黄色い送迎バスが出ています。往復10ドルで、支払いはホテルにチェックインの時に出来ます。バスに乗車する際には払う必要はありません。そのバスで15分くらいの距離。国内線と国際線、両方のターミナルを周りお客をピックアップ、ドロップオフします。

夕食はビュッフェスタイルのものを食べました。一人$30ちょっと。前菜のスープから始まり、サラダ、メイン、(これは8種類くらいから選べました。肉、魚、野菜等)、そしてデザート、チーズ(ニュージーランドではメインの後にデザート的な感じでチーズとクラッカーを食べることもあります)、最後にコーヒー紅茶も含む。なかなか良かったです。これまでに泊まったホテルの中ではここだけが唯一実際にレストランの中でシェフが調理して働いているのがカウンター越しに見れました。何かこう言う方が良かったですね、個人的に。

部屋にはちょっとしたバルコニーも付いていて、オークランドの空気に直に触れる事も出来ます。

ここはやはり空港に近いという立地と利便性、そして建物の雰囲気とサービスの良さから、また利用してもかまわないという結論。

星、4つ。今回はあまりサプライズ、オチは無し。

それではまた。

2011年4月10日

東日本大震災の義援金を集めるイベント

もうすぐで東北を襲った大地震から一月が経とうとしています。その後の被災地の状況はどうなのか遠く離れたクイーンズタウンにいると何とも量りかねますが、ぜひ一歩一歩着実に復旧に向けて前進して行ってもらいたいものです。

ここ、遠く離れたニュージーランド、クイーンズタウンでも大地震に見舞われた日本を心配して下さる方は非常に多くいます。驚いたのが、自国ニュージーランドのクライストチャーチでも2月の22日に地震に見舞われ、多数の死傷者が出たのですが、そんな中でも日本の心配をしてくれるキウイがたくさんいるという事。いまだに東北の地震以後会ってなかった人から家族は大丈夫だったか等聞かれます。また、ここしばらく母親と一緒にニュージーランドを旅していましたが、道中心配して下さる多くの方に出会いました。

そして、ここクイーンズタウンでも震災以降多くの義援金を集めるイベントが行われて来ました。こちらでは, Fundraiser, Charity, Raising funds, そんな呼び方をします。私の知ってる限りでも、クイーンズタウンで今まで3回程大きなものが行われています。町の広場を利用して音楽を演奏するステージを設けて屋外で音楽を聴いてもらいながらの募金活動やら、町のカフェが主催者となりオークションを行いその収益が義援金にまわったり、昨日は町中の教会で町の日本人有志が集まり音楽を演奏、歌いそして募金を集めました。これには自分も少し顔を出す事が出来、参加して来ましたが、50人以上を超える人々が訪れていました。やはりこういうのが実現するには多くの人の参加、協力があったのでしょうから、そうして頂いた方々にはここで感謝の意を表しておきたいです。

私個人としても、友人に募金を呼びかけ、今の所800ドルを超えるお金を寄付して頂きました。もう少し継続して、いずれ赤十字などの団体に送りたいと思っています。

そして来る4月の29日には、クイーンズタウンのメモリアルホールにて、義援金集めのイベントが行われるようです。新聞に広告が載っているのを見つけたのですが、夜7時からで、ディナー、オークション、ライブで音楽がありまた相撲大会とも書いてあります。これはあのふかふかのお相撲さんの衣装着て相撲するやつでしょう。解りますよね?これに参加したい場合は、10人座れるテーブル一つを600ドル払って購入する必要があります。ですので友達10人集めて一人60ドルずつという事ですね。またこの半分の人数のテーブルも頼まれれば設けますとも書いてあります。そして当日の服装はスポーツがテーマだそうです。くだらなければくだらないほど良いと注意書きがあります。私の得意分野です。このイベントには地元の企業も7つ程スポンサーとして付いてるようです。あまり詳しい事は記されていませんが、一応メールで当日手助けが必要なら喜んでしますと伝えておきました。

ここに念のため連絡先記しておきます。
Email: nz.to.japan@gmail.com

もし興味のある方はこちらにメールされてみては以下がでしょうか。それではひょっとしたら当日会場で。

2011年4月9日

オークランドにて多国籍社会を考える

オークランドの朝、空港で。朝一番の空港。何とも気持ちがいいですね。まだ一日の始まり、全てが新鮮でイキイキとした感じ。周りを歩く旅行者もこれから始まる旅、フライトに心をワクワクさせてるのが表情からも解ります。

それにしても本当に皆多種多様ですな。もうそれこそ、そんなん手荷物で持ってくのかよみたいな、日本の基準で行ったら行き過ぎみたいなのも、当たり前の様に目の前を通り過ぎて行きます。

そう、日本を一歩飛び出れば、それこそなんでもあり、出来るか出来ないかではなく実際にやるかやらないか自分次第、もしくはやったもん言ったもん勝ち、あとは徹底的に自分の主張を通す引かない、そんなもんです。どれもこれも一つ一つが日本の文化と逆の物であるから難しいんですが。

オークランドに今回しばらく滞在した訳ですが、幾つか眼についた事。先ずは人種構成が多様な事。当たり前ですが。逆に言えばクイーンズタウンひいては南島南部がパケハ(西洋人)の比率が非常に大きい訳ですが、ここオークランドで眼につくのは、ポリネシア(太平洋諸島)系、南アジア(インド)系、イスラム(主にパキスタン、インド)系、東アジア(圧倒的に中国、それも本土系、次に韓国、で日本)系、そしてパケハ(西洋人)。

ニュージーランドは多国籍、人種、文化の多様性を謳い文句にしてる部分があるのですが、まだまだそれの始まり、本当に人種のるつぼと化すには年月がかかるのではないかというのが私の率直な感想。でもやはりエキサイティングである事には変りません。特に日本のような一国一民族一文化という国で生まれ育った私のような人間にとっては、何とも面白い所です。

次に、日本車だけでなく、ヨーロッパ系の車、ベンツ、アウディ、BMW等の車も非常に多い。以前の投稿でも触れましたが、クイーンズタウンはスバルレガシーのような4駆のハッチバック、もしくはパジェロ、ハイラックスのような車が非常に多い所ですので、何とも新鮮。しかも新車、それでなくても比較的新しい年代のピカピカの車が多く走ってるのを見て都会だなと愚直なまでに思ってしまった訳であります。

都会の話ついでにもう一つ。オークランドのメインストリートであるクイーンストリートなどを歩いていると、もう歩行者の圧倒的な数の人が携帯電話、スマートフォーンを片手に歩いているのを見ました。皆、音楽聞いてたり、テキストうったりとこれまた都会ながらの風景。クイーンズタウンじゃまだまだ古い白黒の画面のレンガみたいなサイズの(これは言い過ぎか?)携帯使ってる人多いですからね。

オークランドはニュージーランドで最大の都市なのですが、やはり、日本の様なもっと規模の大きい国から来た私などにとっては、それでもやはり小さいのです。人口は大体150万人と言われています。日本で言ったらそれこそどっかの地方都市のサイズ。

そんな中にも裕福な人が住む地区もあれば、低、中所得者層の多く住む地区もあります。それプラス、特定の人種が固まって住み分けるという傾向もあります。車を運転しながら適当に(実際は何故か運転すればする程目的地から離れて行くというおかしな事が起こった訳ですが。俗に道に迷うって言うやつですかね?)オークランドをまわっていたのですが、そんな事を頭に入れつつ色々想像しながら、目の前の風景を理解しようとしていました。ちなみに、クイーンズタウンには信号ありませんし、1車線の道ばかり。信号ある交差点、車線変更、朝夕バス専用の左車線、高速道路入る時出る時等、もうそれはそれは刺激にあふれていました。

どうなんですかね、果たして、自分はこういう所住めるのかな。よく解りません。

それではまた。

2011年4月8日

ニュージーランド航空の最新機内ビデオ 2011

一晩だけオークランドに来ました。やっぱり暖かいここは、クイーンズタウンに比べたら。5時に飛行機降りて気温が18度、半袖一枚で充分。

クイーンズタウンだったらもうこの時期でこの時間だったら長袖の上着着ないと寒い。風が吹いてたらもう一枚必要なくらい。暖房点けてますね屋内だったら。

で、ニュージーランド航空の国内線でやって来た訳ですがその機内で見た、乗客の安全に関わるビデオ(日本語上手く出て来ませんが、解りますよね?世界中どの飛行機乗ってもやってるやつです。)が非常に笑えたのでそれのご紹介。



ニュージーランド航空は今年9月にこの国で行われるラグビーのワールドカップのメインスポンサーという事で、開催に向け非常にテンションが上がってる訳ですが、やってくれました。

もう乗客ほとんどが釘付けでした。

自分の後ろには修学旅行の10代前半の子供達が15人位座ってたんですがもう皆大喜び。

こんだけ奇抜というか目立つんだったらやっぱり皆見ますよね。なんか普通に奇麗でかしこまったのよりは注意ひくし、もうこれはニュージーランド航空に見事一本取られました。

それでは、ビデオを楽しんで下さい。

2011年4月7日

Athol アソルの謎。hennessy supershelter.com




































今回はクイーンズタウンの南、車で1時間程行った所にある非常に小さな町, Athol アソルについて少し。

もうここは、ニュージーランドでも最も南のプロビンス(郡、県そんな感じのもの)で、羊(ウール)や肉牛、鹿(これも食肉用としてで、主に海外に輸出されます)の牧場、酪農の田園風景が広がるなんとものどかな所です。そして数多くの小さな町があり、アソルもそのうちの一つ。

クイーンズタウンからテアナウやインバカーゴ、もしくはミルフォードサウンドにバスや車で行く際には必ず通る町です。私も夏の間仕事の関係でここは頻繁に通ります。


大きな地図で見る

で、長年の間不思議に思っていた事がありました。それは上の写真にもあるのですが, Hennessy Supershelter Dot Com ヘネシースーパーシェルター ドットコムの謎

この看板もうずーっと前からあります。で、デザインスタジオとあります。果たしてどんなとこなのか、どんなデザインするとこなのか、こんなニュージーランドの南の片隅にあるデザインスタジオ果たしてどんだけいけてるのか、儲かってんのか等気になってました。

今回思い切ってグーグルしてみました。そしたらなんと、このデザインスタジオに関する結果は検索の上位に出てこないんですね。で何がで来るかというと、



小さくて分からないかもしれませんが、ヘネシーとスーパーシェルターという2つのキーワードでは、アメリカにあるハンター向けのハンモックが検索されました。ヘネシー社のハンモック、スーパーシェルター。


全然駄目じゃん、デザインスタジオ。やっぱしこうなんかウェブの達人が、お金に困っておらず、優雅に気ままにこんな田舎で半分引退しながらビジネス展開してるなんて勝手に想像してたんですけど、こうもヘネシー社のハンモックにグーグル検索上で飲み込まれてるようでは全然ウェブの達人からはほど遠いですよね。

しかもどっちが先かは知らないけど、会社名にこんな紛らわしい似た様な名前選ぶ時点でもうビジネス成り立たないし、センス無し。で、しかもこう看板を掲げてるという事はやはり広告効果を狙っての事でしょうし、見た人に調べて知って欲しい訳ですよね。なのに知る事が出来ない。

果たしてどんなデザインスタジオなんだ?商売大丈夫なのか?もしかしたらもっと凄い謎が隠されているのか?興味は深まるばかりです。今度突撃インタビューでもしてみようかな。

それでは今回はこれで。

2011年4月6日

勝手にホテル査定 その4 コプソーン オークランド ハーバーシティ

朝晩めっきり冷え込んできました。向かいの山々の上にはうっすらと雪がついています。

とうとう暖房をつける季節になりました。去年の10月にずっと住んでた家から引っ越し今は3ベッドルームのアパートに移って来て迎える初めての冬。薪のストーブが無いのでガスのを使ってますが、やっぱり違いますね、暖かさが。既に薪ストーブが恋しくなってます。ほとんどの窓は二重窓なんですが、なぜか俺の部屋の窓はシングル。だから少し寒いし、結露がひどい。なんでだ?オーナーの人、(不動産屋を通して借りてるのでもちろん誰だか知る由もありませんが)金が尽きたか、ここにくるまでに?この様にこちらで部屋を借りて住もうと思ってる方、寒い所の冬は色々物件選ぶ際に注意された方がよろしいかと。

さて何回かにわたってやってきたホテルの査定、今回はまたオークランドに戻って、Copthorne Hotel Auckland, Harbour City。オークランドのバイアダクトハーバーの向かい、船乗り場から道路挟んですぐにある非常にわかりやすい位置にあるホテル。町の中心部にも余裕で歩いて行く事が出来ます。実際テアナウの友人も両親がニュージーランドに来る際は必ず泊まる所だとか。やっぱり分かりやすいですね、立地が。

1泊156ドル朝食付き。今回の旅で泊まった他のホテルに比べるとちょこっと高め。外見はぱっと見、日本の公団住宅を思い起こさせました。何とも特徴のない四角い建物。しかし内装は比較的奇麗でモダン。部屋は5階。

駐車場は一日20ドル。建物のすぐ地下にあります。

インターネットはホテルのサービスを使わずとも、さすがはオークランド、部屋にいてもいろんなワイヤレスの電波飛んでて、普通の民間?のサービス受ける事が出来ました。

レストランは2階にあります。これが何とももったいない。全然周りの港の景色が楽しめない。朝食はやっぱりいつものコンチネンタル。どこ行っても同じです。スタッフはにこやかで、親しげでした。

一つ気になったのは、真夜中に、ホテル前にあるおそらく数ある国旗並べるポールの、おそらく紐が繋がってて国旗を上げ下げするなんかの金具が、風に吹かれてポールに繰り返し激しくぶつかる音、キーンキーン、カーンカーンという音に起こされた。あれ何とかなりませんかね?

という訳で、一にも二にも立地の利便性と分かりやすさという点で、今後、自分の母親の様に、一人で外国来て不安、空港で飛行機降りたらもうどうしようと言うような方には、非常にお勧めです。空港でシャトル捉まえて、このホテルの名前言えばもう何もしなくてもここに着きますし、一回ここに着いてしまえば町中を散策していて迷ったと思っても、何せ港の船着き場の前ですから、絶対にたどり着けるはず。という訳で今後の利用の将来性を含めて、非常に価値のある所ではないでしょうか。

星。4つ。なんともオチがありませんが。

ではまた次回。

2011年4月5日

勝手にホテル査定 その3 カイタイア ノーザーナー ホテル

さあ、今回は待ちに待ったカイタイア。待ってないって?

いやいや曰く付きですよこの町は。最近の投稿読まれた方にはお分かりですよね、僕とこの町にある因縁が。ご存知でない方はこちらを先ず読まれた方がよろしいかと。(リンク)

カイタイアは北島の北端に位置するそれはそれは小さな町で、メインストリート一本で事が成り立ってしまう、典型的なニュージーランドの田舎の小さな町。こっちではよくこういった小さな町をからかう意味で、まばたきしたら見逃しちゃうような小さな町なんて言います。

メインストリートに並ぶお店も裏寂れた雰囲気を醸し出す、決して奇麗で新しいとは言えない店構えのお店が多いです。明らかに裕福な地方ではありませんね、ノースランド地方。羊、牛そして果樹園、観光業そして多分漁業が主な収入源でしょうね、みた感じ。

しかもそんな小さな町のメインストリートに少なくとも3軒の中華料理屋がありました。本当どこに行ってもいますね、彼等。

今回改めて思ったのは、ノースランド地方と南島最南端のサウスランド地方、非常に似ているなと。ゆったりとした起伏の丘が続き、道路の横には永遠と牧場の柵が続き、その柵の内側には主に牛、そして羊達がのんびりと草を食べていて、上を見上げれば、『白い雲のたなびく島』の名に恥じず、毎日様々な厚さ、形の白い雲が空に漂い、そして広い空間の中でたまに見かける家々は、決して新しい物ではなく年季が入って、雨風に長い年月晒された今にも壊れんじゃないかって感じで、車を運転しながら度々そんな事を考えていました。

何はともあれホテル査定の方へ移りましょう。

今回泊まったホテルは Northerner Hotel。ここが凄かった!何が凄かったってもうまるで、中学生くらいの時に行った確かディズニーランド?にあった『ホーンテッドマンション』が最初に頭をよぎったくらい、寂れてて、古くさい、でもでかい、それこそ日本で言う洋風の建物で、薄暗くて、まるで人気が無い!

しかも、ツインで頼んだはずが、ダブル。いや、こっちは母親と旅してるんですってば、、、、、

1泊$114。プラス朝食代一人$15。

インターネット、ワイヤレス、4時間10ドル。インターネットは結構素早く繋がり重くなかったんですが、2回程使ってる最中にメインテナンスかなんかで接続切れました。

部屋唯一の、駐車場に面した窓が開かない。しかも部屋の中のエアコン、ホテルに備え付けてあるのは初めて見ました。だいたいの所は暖房は付いてますが、冷房って言うのは今までちょっと目にした事は無かったです。

朝食。先ずはレストランがこれまた窓が無く、しかも内装が紺とか暗い色を基調としていて、暗い。しかも広い。テーブル40個くらいはある広さ。そんな中、客は我々のみ。対してウェイトレスの女の子一人。1対2。重く静かな空気が漂っています。で、調理された暖かい朝食、ベーコン、ハッシュブラウン、目玉焼き等、この旅の中では最下位に位置する出来でした。いやーね、自分も作りますがこういう朝食、なかなか難しいんですよ、下手にまずく作るなんて。だってフライパンで焼きゃ良いんですもん、そんな滅多に無いですよ、上手く行かないなんて。ですんで逆の意味で凄い、このホテル。

そういう訳で、ここには、たまたまノースランド旅してて、たまたまカイタイアに泊まらなければならなくなって、しかもたまたまどうしてもそのホーンテッドマンションが恋しくなって仕方なかった場合に利用しましょう。もしくはこれ読んで、もうそこまで言うならどうしてもこのホテルがみてみたい!って場合もよしとしましょう。それ以外の人にはあまりお勧め出来るとこではありません。

星、一つ。でもある意味超越してるので五つ星の価値のある一つということで。なんのこっちゃ?

では次回また。

2011年4月2日

勝手にホテル査定 その2 コプソーン ベイオブアイランズ

今回はパイヒアの Copthorne Hotel and Resort Bay of Islands

コプソーンホテルというのは、ニュージーランドにあるミレニアムホテルというグループ系列の会社で、3つのホテル、キングスゲート、コプソーンそしてミレニアムに分かれます。この中ではミレニアムが一番高級なホテルで、次にコプソーン、で最後にキングスゲートといった感じでしょうか。

キングスゲートはホテルとして意外に、部屋自体を投資目的で所有できるこちらでいう『アパートメント』としても売りに出ています。ようは、部屋自体を20万ドル、30万ドルで買い、ホテル自体が部屋を管理しますが、自分の部屋に誰かが泊まったら売り上げの一部が自分に戻ってくる形で、所有者自身も一年で4週間とか泊まる事が出来る、投資者向けの形態のものです。ここクイーンズタウンにはこの3つのホテルがあります。

何はともあれ、ここパイヒアのコプソーン。パイヒアの町からはくるまで5分程離れた所に位置しています。そして、ワイタンギのすぐ隣。ワイタンギというのは1840年にここで、イギリスの女王と、北島に散らばる先住民族のマオリ族の各酋長さんの間で、ニュージーランドをイギリスに譲り渡すという条約がサインされたという歴史的な場所で、観光名所の一つになっています。

ホテルは海辺に位置し、そこら中にヤシの木みたいな木が植えられ、南国の雰囲気が漂っています。車で着くと先ずそれが目につきます。そしてこういった田舎はやはり土地の広さに恵まれていますので、平屋建て?の建物が低く横に長く続いています。

ツインの部屋一泊$125、朝食付き。ゆったりとしたスペース、そして建物も新しめで奇麗で清潔、ちょっとしたバルコニーもあります。でも、取れた部屋は海辺とは反対の部屋なので眺めが無し。やはり海辺に面した部屋から予約されてしまいますので、早めの予約にこした事は無いでしょう。確か海辺の部屋は料金プラス$20多めになります。

後はやはり暖かいとあって、多くの鳥がホテル周辺にはいて、その鳴き声が常に聞こえて来ました。やっぱり車の音なんか聞いてるよりはのんびりした気分になりますね、こっちの方が。

チェックインした時のレセプションの男性は、実は最近までクイーンズタウンのミレニアムで働いてたというブラジル出身の方でした。また、すぐ隣のバーで働いてた男性は、去年の冬クイーンズタウンのスキー場で働いてたアメリカ人で、お互い変な所で顔会わすねと笑いました。これぞニュージーランド、狭いです。悪い事出来ません。

インターネットは、ブロードバンド、24時間最大1GBまでで$29.90、もしくは2時間最大で300MB。駐車場はもちろん無料。外にはスパ、プールもあります。私は水着持ってなかったので入りませんでしたが、雨の中楽しそうに入ってた人もいました。

朝食はこっちではどこでも目にする類いの物、シリアル、トースト、フルーツ、コーヒー紅茶、で調理された暖かい食べ物、こっちではCooked Breakfast もしくは Continental Breakfast と呼ばれる、ベーコン、ソーセージ、トマト、卵等々を含んだ ビュッフェスタイル。

個人的にはまあ飽きますな、毎日食ってると、どこ行っても変んないし、この手の物は。このホテルのせいではないという事を言及しておきましょう。

ここにはまた行っても良いなと思います。実際、あまり他に選択肢も無さそうですけど、パイヒア。

星。3,5 (5個中)。

次回は何かと因縁のあるカイタイア。では。

2011年4月1日

勝手にホテル査定 その1 ベストウエスタン プレジデント オークランド

さて、クイーンズタウンに戻って数日が経ちました。こちらは日中は陽が出ていると半袖でも大丈夫な感じですが、朝、夕そして夜はさすがに冷えて来ました。湖沿いのポプラの木もうっすらと黄色に色を染め始めて来ています。

北島に延べ8泊しました。その間、4つのホテルに泊まりました。オークランド3連泊、パイヒア3連泊、そしてカイタイア1泊、で最後にまたオークランドで1泊。

今回それぞれ別のホテルに泊まり、否が応でもそのサービス、設備等の違いに目が付き、ここに私の感想をそれぞれのホテルについて記しておきたいと思います。

まずは査定者(自分)の判断基準を説明しておきたいと思います。自分は至っていい加減、どんぶり勘定、お気楽です。ちょっとした事だったらまあしょうがないだろうで済ませてしまいます。でも、同時に変な細かい所に目が行くと言う特徴もあります。それを踏まえてこの査定をお読み下さい。

つぎにホテルの予約は全てこのウェブサイト Wotif.comを通して行いました。予約料として$5毎回取られますが、結構良いディールが載ってるのでニュージーランドでは有名なサイトです。

先ずはオークランドの Best Western President Hotel Auckland。オークランドのメインの通りであるクイーンストリートのすぐ横、そしてオークランドのシンボルであるスカイタワーにも歩いて5分くらいの場所にあり非常に場所としては便利な所に位置しています。

まあこれくらいですかね良かったのは。

1泊$117、ツインの部屋でした。6階の部屋。値段としてはまあオーケー。でも部屋が狭い、非常に古い雰囲気を与える部屋。受付は全員中国系か、インド系の人で、特にこれと言って親しげである訳でもサービスに長けている訳でも無し。レストランは受付から見える中2階にありましたが、(目にしただけ)、非常に狭そうで薄暗くて、しかも歩いてすぐに町に出て行ける訳ですし、利用する価値は無さそう。

またオークランドのホテルの宿命であるとは思いますが、駐車場、1日$15。地下に駐車場がありました。インターネット、ブロードバンド、2時間で7ドル半、24時間で15ドル、でもやっぱり遅かった。

町の中心部に近いだけあって、夜中酔っぱらった人の叫び声で起きた事数回。

部屋の中の金庫言われた通りにやっても開かず、仕舞には誰かよこすって行って結局誰も来ず。しかもチェックアウト時それを1日2ドルでチャージしようとした。

ブロードバンドのケーブルの先のプラスチックのコネクターのクリップ(分かります?コンピュータの差し込む部分でちょこっと浮いて付いてて差し込むとカチッて言わせるやつ。)が壊れてて、ちょこっとコンピュータ動かすと直ぐ接続が切れるんで、新しいの要求したら、替えは無いと言われ、結局その後も何も無し。いや少し無料時間くれました。

結論。無料で泊まらせてくれるって行っても絶対に二度と行きません。

星。半分。(5個中)

では次回はパイヒア。お楽しみに。