2008年9月30日

コロネットピーク 再オープン!

先週末に一気に冷え込みどかっと湿ったどか雪が降りまして、また昨夜も少し降った模様。てな訳で今日から再びオープンとなりました!

2008年9月22日

08 patorol party スキーパトロール パーティー










昨夜は毎冬シーズン終了直前に行なわれる恒例の、伝説の、スキーパトロールが主催する「パトロールパーティー」が行なわれ、私も行ってきました。

先ず場所は、以前は Q Lounge と呼ばれるピザとビリヤードのテーブルの数の多さで知られるバーがあった所にこの冬新しく出来た、Thirsty Ram と呼ばれる新しいバーで、アメリカのウエスタンがテーマの非常に広い場所で、今回私も始めて中にはいりました。

このパトロールパーティーには幾つかの決まり、ルールがあり、それは毎年変わらず、いつからかは知りませんがずっと続いています。

第一に、このパーティーは必ず何かがテーマの仮装パーティーであると言う事。上の写真をご覧になれば判る通り、今年のテーマは「ウエスタン」。ですので写真内にもカウボーイハットかぶった人達が多く見受けられます。

第二に、場所に到着し、入場と同時に「ウォッカジェリー」なるものを渡されそれを飲み干さなければならないという事。これは普通の自分で買ってきたゼリーの材料を容器に入れて冷凍庫で凍らせたもの何ですが、ウォッカがふんだんに入っています。これを甘いからと言って調子こいてたくさん飲むと痛い目に合います。しかも1枚目の写真の女の子二人、ジョディーとジュールズ、毎年この二人がこのウォッカジェリーを作るんですが、作る際に少しずつ味見しながらやってると終いに本人達が酔っ払って、中に入ってるウォッカの量が一つずつ違ってくると言う曰く付きの物です。ですので、中にはそんなにウォッカが強くないのもあれば、何じゃこりゃってくらいウォッカが入ってるのがあったりと、まあなんともこの素人くささが面白いんですね。

そして最後に、パトロールが主催と言う事で、毎冬の最優秀パトロール賞や新人賞、もっとも大きいヘマをしでかした人の賞やら様々な賞が与えられます。これがまた、特にとんでもない事しでかした人の話などが聞け、普段はあまり聞く事のできないパトロールの仕事に一面が知る事が出来ます。

一応公式のパーティの時間は夜7時から朝の5時半まで。と言う事で皆夜遅くまで(早朝まで)わいわい飲んでいましたとさ。きっと今日は二日酔いで皆死んでる事でしょう...それではまた。

2008年9月21日

映画 シャイン・ア・ライト Shine A Light ローリングストーンズとマーティン・スコセシ



昨夜、以前にもご紹介したクイーンズタウンの隣町、アロータウンにある名画系の映画館、ドロシー ブラウンズ Drothy Browns で金曜に公開したローリングストーンズの映画、シャイン ア ライトを見に行って来ました。監督はマーティン スコセシ、この人の最近の名作としては,ディパーテド The Departed、これはこれでもうはらはらどきどきの手に汗握る作品で、今まで全く好きではなかったディカプリオを見直すきっかけとなりました。



さて、ディカプリオはさておきストーンズ。このシャイン ア ライトと言うタイトルは,1972年にストーンズが発表したアルバム Exile On Main Street「エグザイル オン メインストリート」という当時は2枚組みのLPのセット!の中の最後から2番目の曲のタイトルから取られたもの。



映画はニューヨークで一晩だけ(多分)開かれたストーンズのチャリティーコンサートの様子をマーティンスコセシが撮影したもので、途中映画の中にうまい具合に昔の映像を組み合わせ、ライブの模様とバランスよく仕上がっています。

感想としては、先ず第一にまあ当たり前ですがミックジャガーが至る所に出てきて、もう目をつぶってもミックがちらついてしょうがないって感じ。でもこの日ともう60過ぎて未だに元気ですね。声もまだ若さを保っている、が、以前からそんな上手ではなかった低音粋の歌唱力はもうさすがにね、残念ですね。顔さえ見なけりゃ60代とは思えない。何もそれはミックジャガーに限った事ではなく他のメンバーキース、ロンそしてチャーリーと皆細い。

で、作品内に白黒で彼らがまだ若かった頃の映像が組み込まれてるんですが、ミックがインタビュー内で、まだデビューしてそんなに立ってない頃に「あとこれから先1年くらいはどうにかなるのが見えてきた」なんて言ってたり、その後もう超メジャーになってからのインタビューでは、「60になってもまだストーンズ続けてますか?」と言う質問に「もちろん」って答えていたり、今現在これだけ世界に影響を与える立場になった事実を踏まえて考えると非常に面白いと思いました。

キースは相変わらずかっこいいしロニーウッドも良い。今のこの嫌煙の世の中、世界中探してもこんだけステージ上でタバコぷかぷか吸いながら演奏する人達もこの人達以外はそう多くは無いでしょう。

また特別ゲストとして、ホワイトストライプスのにーちゃんとクリスティーナアギレラが出てきて、1曲ずつミックと歌います。

音楽ファンの方は必見です。

2008年9月20日

壊れたアイポッド iPod のとある実験の結果報告

すかっり春らしくなってきたクイーンズタウン、昨日は昼間初短パン、やっぱりいいね短パンは。スキー場も一応明日で終わり。

一応と言うのは、明日の天気予報はとても風が強いので果たしてオープン出来るのか?っていういみです。どうなるでしょうか。

明日は一応インターナショナルデーと言う事で、多国籍な山のスタッフがそれぞれの国を代表するような格好になるというテーマなんですが、果たしてどうなる事やら。じゃあ日本代表として俺は何をすればよいのか?んーっ、とりあえず首からカメラでもぶら下げて観光旅行者にでもなりますか?

そんな話はさておきタイトルにあるアイポッドのちょっとした実験の結果を報告します。

以前アイポッド、うっかり雪の上に落としてしまったんですね。そしたら案の定壊れました。落とした時も、屈んでて、胸のポケットに入れといたのがすっと抜け出て、雪の上に落ちました。距離で言えば1メートル前後。その日は結構雪が降った日で雪面は柔らかい状態でした。落っことして5秒位で拾い上げて、アイポッド全体が雪に覆われるような感じの濡れ方でした。拾い上げた瞬間からもう動かなくなり、なんともやりきれない気持ちで、まあ、また日本帰った時に買えば言いやと自分を慰めるしかなかったです。

家に帰ってきた後諦めきれずにまずはUSBケーブルを使ってパソコンに繋いでみたところ、ずっと充電のシグナルのままで、アイチューンズがアイポッドを認識する事はありませんでした。

で、次に、ACアダプターに繋げて、電源を入れてみたところなんと動くではないですか。しかしずっと充電中のまま。でも、この直接電源に繋げた状態でしか動かず、一度電源から外して動かそうとしてもまるで反応はありません。

数日後、この事情を友人ピートに説明すると、「そんなん冷凍庫に入れてもう一度凍らしゃオッケー」と言う意外な言葉が彼の口から飛び出すではありませんか。しかも周りにいた内の2人位からもそうだという同意の意見が出、私は驚くばかり。そんな話聞いたこともなかったですから。

で、しばらくその話を忘れていて、ついこの間家にいた時にふと思い出し、アイポッドを冷凍庫にぶっこみ、一晩凍らして置き、翌日わくわくしながら冷凍庫から取り出し電源を入れてみましたが、結果はまるで何の変化もなし、ピートは嘘つきでした。

実際どういう理由で冷凍庫で壊れたアイポッドを凍らすと直るのかというのは、私には説明が付きません。

ですので皆さん、一つ学びましたね。壊れたアイポッドは冷凍庫に入れても直らないと言う事を。

こんな話聞いた事のある人、実際に直った人、ぜひご一報を。

2008年9月19日

リボルバー コメディーナイト Revolver Comedy Night

リゾートの街クイーンズタウンには無数のバー、レストランがありますが、そのうちの一つリボルバー Revolverでは、毎週末のようにバンドが演奏していたり、たまにはスタンドアップコメディアンがトークショーで笑わせてくれたりと様々な催し物が行なわれる場所として、地元では若い人を中心に人気のあるバーです。




昨夜、以前から友人のジュールズにリボルバーでのコメディーナイトに誘われていて、入場料$15とそれほど高くもありませんし、(いまどきニュージーランド映画見に行くのもこれ位するんではないでしょうか、最近しばらく行ってないんでちょっと判りませんが)まあじゃ行くよと返事をし、当日昨夜木曜の夜、8時半までにリボルバーに集合との事でそこに向かっていた途中テキストが入りまして、何かと思ったら時間間違えたどころか実は1週間早かったと言うことが判明。どうやらコメディーナイトは来週の木曜、25日に行なわれるようです。なんてこった。俺でもこんな間違いしねーぞ、ジュールズ!

しかも何が凄いってこの彼女ジュールズ、住宅ローン関係の人で家買いたい人にローン紹介してあげる仕事してるんですよ。んーっ、俺は遠慮しとこうかな...ジュールズ...

2008年9月18日

スクープ!世界で最初!最新ニュース!

とは言ったものの別に明るいニュースではないんですが...昨日正式に今週の日曜を最後にコロネットピークが今冬の営業を終了すると言うアナウンスがスタッフにありました。恐らく日本語メディア(?)媒体ではこれを載せるのは世界でも最初なのではないかと考えたら少し興奮してしまってこんな見出しになりました。

現在は非常に温かい天気が続いていて、クイーンズタウンの町では2,3日前には気温が20度位まで上がったそうです。よって必然的に山の上では雨、雪が降るには温かすぎ、ここ数日雨による影響で山もだいぶ茶色くなってきました。お客さんの数もそれほど多くはなく、まあ、妥当な決断ではないでしょうか。お金失うだけですしね、開けてても。

まだ、他のスキー場はオープンしてます。リマーカブルズ、カードローナ、トレブルコーン、どこも雪は良いとの事。そしてカンタベリーのスキー場は例年にない積雪がありましたので、ニュージーランドの冬(春?)まだまだ遊べます。これからスクールホリデーもやって来ます。残り少ないシーズン、目一杯楽しんでください。私はこれから後片付けと来年の冬の準備及びプラン建てで結局まだ忙しいんですが...

2008年9月16日

アイスホッケー Ice hockey match コロネット対リマーカブルズ




















昨夜は毎冬恒例の、アイスホッケーの試合、コロネットピーク対リマーカブルズの試合が街中のスケートリンクであったので観戦して来ました。スキーパトロール主催の各スキー場のチーム同士の対戦で、毎年お互いライバル心むき出しで、大変盛り上がります。

ポイントは、各スキー場には毎年アメリカのコロラドはキーストーン Keystone、そしてカナダはファーニー fernie と言う各スキーリゾートから、エクスチェンジと呼ばれる交換留学生ではないですがスキーパトロールがここクイーンズタウンにやって来て働いて一冬を過ごしますが、さすがに北米出身と言う事もあり上手く、大抵毎年皆その人達が重要な役割を果たします。また、スキー、スノーボードインストラクターの中にもそのような人達がいて、たまにヨーロッパ出身の人もいたりして、またその人達も上手ですので試合の行方を左右します。

また面白いのはテレビなどでホッケーの試合を見ると試合中に大抵殴りあい、取っ組み合いの喧嘩になることがしばしばありますが、この草ホッケー試合でもそれは同じ事。普段は非常に温厚で静かな友人が取っ組み合いの喧嘩始めたのを見た時はとても驚きました。きっとあの重そうなプロテクター着けてスケートシューズはいてヘルメットかぶってスティック持つと何かあるんでしょう。どっか普段は隠されてるスイッチがオンになるんでしょう。そして試合中もちろん得点の際には盛り上がりますが、喧嘩がおっぱじまるとそれはそれは観客たちも大喜び。この晩も3,4回ほど小競り合いがあり、やんややんやの盛り上がりでした。

試合の結果は3ピリオド戦って3対3の同点でした。これでまた来年に向けての因縁の始まりではないでしょうか...

このアイススケートリンクは街の直ぐ外にある、通称クイーンズタウンガーデンと呼ばれる公園内にあります。冬の間はほぼ毎日スケートをする事が出来、またアイスホッケーがしたい人は草チームの対抗戦が日曜、火曜、水曜くらいに毎週行なわれていますので、一度行ってみて仲間に入れてもらえばよいのではないでしょうか。

最後にこのスケートリンクの施設は最近売りに出され、存続が危ぶまれています。来年の冬にはこのスケートリンクがどうなっているのか判りませんので、心に留めておいてください。一応情報までに。それでは。

2008年9月12日

サルベーションアーミー Salvation Army














今回はサルベーションアーミーのご案内。

サルベーションアーミーとは日本では「救世軍」と呼ばれていると思います。基本的にはキリスト教と密接に関連していますが、今回紹介するのはサルベーションアーミーのやってるお店で、宗教は関係なく、所謂人々が家庭内で要らなくなった物をここにもって行き、無料で寄付したものが中古品として非常に安い値段で変える場所です。こちらでは、Saly(サリー)もしくはOp Shop(オプ・ショップ)とも呼ばれています。

今日自分の要らなくなった物を持って行ったついでに写真を取らせてもらったのが上の写真の数々。

ここにはやはり恵まれない人々や、クイーンズタウンは旅行者、短期滞在者が多いのでそういう人々が衣服や、寝具、台所用品を探しにやって来ます。かく言う私もかつて何度かお世話になったことがあります。クイーンズタウンで半年、1年滞在しようという時にきちんとしたお店に行ってマットレスやら鍋やら買ってたら幾らお金あっても足りませんし、一時期だけのものと割り切ってこういった中古品を買ったほうがとても経済的でしょう。

今回行ったサルベーションアーミーは町の中心から少し外れた(車で数分ですが、歩いたら30分はかかるでしょう)Gorge Road ゴージロード(アーサーズポイント、コロネットピークに向かう時に通る道)の奥にあるIndustrial Place内の大奥にあります。

月から金は10時から5時まで、土曜は10時から2時までとなっていました。またこのサルベーションアーミーは街中のショットオーバーストリートの端にも分店がありますが、多分そこは衣服類しかおいてありません。

最後に注意を一つ。以前地元の新聞に載っていましたが、お店の前の駐車スペースに開店時間以外に勝手にどんどん寄付する品を置いて去って行ってしまう人が多くて困っているなんて記事が載っていました。

ここクイーンズタウン、夏と冬の季節の変わり目5月と10月は人の出入りが激しく、皆町を出て行く際に荷物減らしたい気持ちで寄付する人の数が増えるのは理解できますが、やはりきちんとマナーは守りましょう。

見方を変えればこの変わり目の時期が掘り出し物を見つけるいいチャンスかも?

それではまた。