2008年10月8日

ニュージーランド映画 アフリカン オデュッセイ African Odyssey

こちらがその映画のサイトへのリンク

昨夜、アロータウンの映画館、ドロシーブラウンズで、上記のタイトルにあるアフリカン オデュッセイという映画を観て来ました。

昨夜は同じドロシー ブラウンズでも The Den と呼ばれる小さい方の劇場、ソファーが16個くらい、での上映で、私はこっちの方で観るのは初めてでした。

映画は、4人の20代中盤のキウイ男性4人が、冒険を求めて、南アフリカのケープタウンからイギリスのロンドンまで、オフロードバイク二のって旅をした記録をまとめたものです。しかも4人中、一人がきちんとしたフルライセンス、免許証を持ってるだけで、他の二人は仮免、もう一人は初心者と言う、まあ普通のそこらにいる若者達がこんな過酷な冒険に出たわけです。

述べ160日、走行距離21000キロという、ほぼ半年に及ぶ長いたびの記録であり、その道中で起こる様々なトラブル、主にバイクに起こる機械系のもの、をメインに、4人のユーモア溢れるナレーションで綴ってあります。

音楽も、キウイのバンド、主にダブ系のものと、アフリカの音楽が半々で使われていて、キウイミュージックを知らない方には良い機会、入門編と言えるのではないでしょうか。

南アフリカを出、やはり一番目に付くのが、そして彼らの興味の中心は野生動物、ライオン、象、キリン、サイなどで、これはあのあたりに向かう旅行者共通の目的ではないでしょうか。そして、中央アフリカにかかると今度は政情不安な国が多いので関心は自分達の安全に向かい、北アフリカに着くと今度はイスラム教の国々ですのでまた全てが一変します。

この4人組、映画を観る限り、非常にまったり、おっとりしていて、あまり感情の起伏は無いように見受けます。これも典型的なキウイの性格と言いますか、あまり慌てない、パニックにならないという側面が反映されてるように思いました。逆に、6ヶ月も一緒に旅していて、ずっと口論、喧嘩、不機嫌になることは無かったのかなという疑問も湧きました。そういう意味では少し人間味、こういう映画にありがちな人間の感情の上がり下がりというものが見えにくい、本当に感情を排除した、移動すると言う事に重点を置いた旅の記録映画であると思います。

日本では公開されるとは思えないですが、こちらニュージーランドではその内DVDが出ると思いますので興味のある方はチェックしてみてください。

これからドロシーブラウンズ、良い映画が立て続けで上映されますので、こちらもチェックされてみてはいかがでしょうか。夏時間、日も長くなり、仕事が終わってから雰囲気のある場所で時間を過ごすのもなんとも気持ちの良いものですよ。それでは。

2008年10月7日

ボブ ディランの映画 I am not there

こちらがその映画のサイトへのリンク

数日前にこの映画を観ました。ボブディランの自伝的映画を5人の俳優が演じると言う事で楽しみにしていたんですが、結論から言いますと内容は複雑でした。

まあ私の脳細胞が追いつかないだけなのかもしれませんが、最初5人の俳優がそれぞれボブディランを演じると聞いた時、それぞれの時間軸に沿って別々の俳優が登場すると思ったんですがそうでもないんですね。ばんばん違う俳優による彼が同時に登場してきてもう私に頭は大混乱。しかもリチャードギアの演じた西部劇時代、パットギャレット(西部開拓時代に無法者として鳴らして一躍有名になったビリー・ザ・キッドを撃ち殺した人として有名です。このボブディランも出演してる映画パット・ギャレット・アンド・ビリー・ザ・キッドやヤングガンズ、エミリオ・エステベス!やキーファー・サザーランドが出てます)が出てくる時代にまで話が飛んだりと、んー、まあ全く持って不思議でしたね。

とは言うものの、ボブディランはウディー・ガスリーというシンガーの影響を深く受けてると言います。でも正直そのウディーガスリーがその西部劇時代までさかのぼった人なのかは定かではありません。しかも11歳の黒人の少年だったんですよ、その彼は。黒人だったか白人だったかの違いも知りません。ただ、レコードがあるわけだからもっと後の時代の人だとは思うのですが...


なにはともあれ、久しぶりに見たアート系の映画とでも申しましょうか。短直な頭の私には少々難解な映画でしたが、クリスチャン・ベイル(もしかしたら別の俳優!)という役者がボブディランになりきって何曲か実際に歌ってるのは印象受けました。

最後に、私のお気に入りのボブディランのアルバムを何枚か上げて置きます。




ちなみに、下の投稿で触れた空耳アワー、このボブディランからの曲で有名なのは、ライク・ア・ローリング・ストーンと言う曲のさびの部分で、「鼻血ビューッ!」て言うのがあります。これは聞いてからのお楽しみと言う事で...それでは。

2008年10月3日

タモリ倶楽部 空耳アワー ニュージーランドとは関係ないんですが。。。

皆さんも一つや二つ、昔からの、もしくはかつてのお気に入りのテレビ番組なんてあるんではないでしょうか?

昨夜、友人H宅で他の友人たちとH作の素晴らしいカレーで夕食を食べていました。今回の集まりは皆日本人、心置きなく日本語で会話を楽しむ事が出来ます。近況報告したり、これからのことを話したりと話題が尽きることはありません。

そしてたまに、少々お酒も入ってるせいもあるかもしれませんが、話題は思いも付かないところに転がっていく事があります。昨夜もそんな時の一つでした。

Hのパソコンに入っている音楽を見ていたら、突然空耳アワーの曲に話が飛び、Hの音楽コレクションの中にも2つほど知っている空耳の曲がありそれを聞きながら笑っていました。

と、その時ふと以前誰かにユーチューブには多くのタモリ倶楽部の空耳アワーのビデオが乗っているという話を聞いたのを思い出し、早速ユーチューブにアクセスして、「タモリ倶楽部 空耳アワー」のキーワードで検索してみました。

そしたらでるわでるわ。特にお気に入りになったのがこのビデオ。



もう笑いが止まりませんでした。さすがにこのクオリティーに近づけるニュージーランドのテレビ番組の存在を私はまだ知りません。

タモリ倶楽部、なんとも低予算で、肩の力が抜けていて、超やる気が無く、しかも毎週ゲストはマイナーなしかしなぜか面白い人達ばかりで、もう別格ですね。しかももう何十年と続いている。自分もまだ東京にいた時は金曜の夜、毎週欠かさず見ていたといっても過言ではありません。

プリンスのバットマン、「農協牛乳」は生で見ていました。強烈ですよね。まだこの空耳アワーを見たことの無い人がこの世には存在するみたいですので、ぜひこのブログを通して空耳アワーの地位向上に役立てればと思う今日この頃です。

それでは、上のビデオを見て笑って、これからの毎日を楽しく乗り切りましょう。

2008年9月30日

コロネットピーク 再オープン!

先週末に一気に冷え込みどかっと湿ったどか雪が降りまして、また昨夜も少し降った模様。てな訳で今日から再びオープンとなりました!

2008年9月22日

08 patorol party スキーパトロール パーティー










昨夜は毎冬シーズン終了直前に行なわれる恒例の、伝説の、スキーパトロールが主催する「パトロールパーティー」が行なわれ、私も行ってきました。

先ず場所は、以前は Q Lounge と呼ばれるピザとビリヤードのテーブルの数の多さで知られるバーがあった所にこの冬新しく出来た、Thirsty Ram と呼ばれる新しいバーで、アメリカのウエスタンがテーマの非常に広い場所で、今回私も始めて中にはいりました。

このパトロールパーティーには幾つかの決まり、ルールがあり、それは毎年変わらず、いつからかは知りませんがずっと続いています。

第一に、このパーティーは必ず何かがテーマの仮装パーティーであると言う事。上の写真をご覧になれば判る通り、今年のテーマは「ウエスタン」。ですので写真内にもカウボーイハットかぶった人達が多く見受けられます。

第二に、場所に到着し、入場と同時に「ウォッカジェリー」なるものを渡されそれを飲み干さなければならないという事。これは普通の自分で買ってきたゼリーの材料を容器に入れて冷凍庫で凍らせたもの何ですが、ウォッカがふんだんに入っています。これを甘いからと言って調子こいてたくさん飲むと痛い目に合います。しかも1枚目の写真の女の子二人、ジョディーとジュールズ、毎年この二人がこのウォッカジェリーを作るんですが、作る際に少しずつ味見しながらやってると終いに本人達が酔っ払って、中に入ってるウォッカの量が一つずつ違ってくると言う曰く付きの物です。ですので、中にはそんなにウォッカが強くないのもあれば、何じゃこりゃってくらいウォッカが入ってるのがあったりと、まあなんともこの素人くささが面白いんですね。

そして最後に、パトロールが主催と言う事で、毎冬の最優秀パトロール賞や新人賞、もっとも大きいヘマをしでかした人の賞やら様々な賞が与えられます。これがまた、特にとんでもない事しでかした人の話などが聞け、普段はあまり聞く事のできないパトロールの仕事に一面が知る事が出来ます。

一応公式のパーティの時間は夜7時から朝の5時半まで。と言う事で皆夜遅くまで(早朝まで)わいわい飲んでいましたとさ。きっと今日は二日酔いで皆死んでる事でしょう...それではまた。

2008年9月21日

映画 シャイン・ア・ライト Shine A Light ローリングストーンズとマーティン・スコセシ



昨夜、以前にもご紹介したクイーンズタウンの隣町、アロータウンにある名画系の映画館、ドロシー ブラウンズ Drothy Browns で金曜に公開したローリングストーンズの映画、シャイン ア ライトを見に行って来ました。監督はマーティン スコセシ、この人の最近の名作としては,ディパーテド The Departed、これはこれでもうはらはらどきどきの手に汗握る作品で、今まで全く好きではなかったディカプリオを見直すきっかけとなりました。



さて、ディカプリオはさておきストーンズ。このシャイン ア ライトと言うタイトルは,1972年にストーンズが発表したアルバム Exile On Main Street「エグザイル オン メインストリート」という当時は2枚組みのLPのセット!の中の最後から2番目の曲のタイトルから取られたもの。



映画はニューヨークで一晩だけ(多分)開かれたストーンズのチャリティーコンサートの様子をマーティンスコセシが撮影したもので、途中映画の中にうまい具合に昔の映像を組み合わせ、ライブの模様とバランスよく仕上がっています。

感想としては、先ず第一にまあ当たり前ですがミックジャガーが至る所に出てきて、もう目をつぶってもミックがちらついてしょうがないって感じ。でもこの日ともう60過ぎて未だに元気ですね。声もまだ若さを保っている、が、以前からそんな上手ではなかった低音粋の歌唱力はもうさすがにね、残念ですね。顔さえ見なけりゃ60代とは思えない。何もそれはミックジャガーに限った事ではなく他のメンバーキース、ロンそしてチャーリーと皆細い。

で、作品内に白黒で彼らがまだ若かった頃の映像が組み込まれてるんですが、ミックがインタビュー内で、まだデビューしてそんなに立ってない頃に「あとこれから先1年くらいはどうにかなるのが見えてきた」なんて言ってたり、その後もう超メジャーになってからのインタビューでは、「60になってもまだストーンズ続けてますか?」と言う質問に「もちろん」って答えていたり、今現在これだけ世界に影響を与える立場になった事実を踏まえて考えると非常に面白いと思いました。

キースは相変わらずかっこいいしロニーウッドも良い。今のこの嫌煙の世の中、世界中探してもこんだけステージ上でタバコぷかぷか吸いながら演奏する人達もこの人達以外はそう多くは無いでしょう。

また特別ゲストとして、ホワイトストライプスのにーちゃんとクリスティーナアギレラが出てきて、1曲ずつミックと歌います。

音楽ファンの方は必見です。

2008年9月20日

壊れたアイポッド iPod のとある実験の結果報告

すかっり春らしくなってきたクイーンズタウン、昨日は昼間初短パン、やっぱりいいね短パンは。スキー場も一応明日で終わり。

一応と言うのは、明日の天気予報はとても風が強いので果たしてオープン出来るのか?っていういみです。どうなるでしょうか。

明日は一応インターナショナルデーと言う事で、多国籍な山のスタッフがそれぞれの国を代表するような格好になるというテーマなんですが、果たしてどうなる事やら。じゃあ日本代表として俺は何をすればよいのか?んーっ、とりあえず首からカメラでもぶら下げて観光旅行者にでもなりますか?

そんな話はさておきタイトルにあるアイポッドのちょっとした実験の結果を報告します。

以前アイポッド、うっかり雪の上に落としてしまったんですね。そしたら案の定壊れました。落とした時も、屈んでて、胸のポケットに入れといたのがすっと抜け出て、雪の上に落ちました。距離で言えば1メートル前後。その日は結構雪が降った日で雪面は柔らかい状態でした。落っことして5秒位で拾い上げて、アイポッド全体が雪に覆われるような感じの濡れ方でした。拾い上げた瞬間からもう動かなくなり、なんともやりきれない気持ちで、まあ、また日本帰った時に買えば言いやと自分を慰めるしかなかったです。

家に帰ってきた後諦めきれずにまずはUSBケーブルを使ってパソコンに繋いでみたところ、ずっと充電のシグナルのままで、アイチューンズがアイポッドを認識する事はありませんでした。

で、次に、ACアダプターに繋げて、電源を入れてみたところなんと動くではないですか。しかしずっと充電中のまま。でも、この直接電源に繋げた状態でしか動かず、一度電源から外して動かそうとしてもまるで反応はありません。

数日後、この事情を友人ピートに説明すると、「そんなん冷凍庫に入れてもう一度凍らしゃオッケー」と言う意外な言葉が彼の口から飛び出すではありませんか。しかも周りにいた内の2人位からもそうだという同意の意見が出、私は驚くばかり。そんな話聞いたこともなかったですから。

で、しばらくその話を忘れていて、ついこの間家にいた時にふと思い出し、アイポッドを冷凍庫にぶっこみ、一晩凍らして置き、翌日わくわくしながら冷凍庫から取り出し電源を入れてみましたが、結果はまるで何の変化もなし、ピートは嘘つきでした。

実際どういう理由で冷凍庫で壊れたアイポッドを凍らすと直るのかというのは、私には説明が付きません。

ですので皆さん、一つ学びましたね。壊れたアイポッドは冷凍庫に入れても直らないと言う事を。

こんな話聞いた事のある人、実際に直った人、ぜひご一報を。

2008年9月19日

リボルバー コメディーナイト Revolver Comedy Night

リゾートの街クイーンズタウンには無数のバー、レストランがありますが、そのうちの一つリボルバー Revolverでは、毎週末のようにバンドが演奏していたり、たまにはスタンドアップコメディアンがトークショーで笑わせてくれたりと様々な催し物が行なわれる場所として、地元では若い人を中心に人気のあるバーです。




昨夜、以前から友人のジュールズにリボルバーでのコメディーナイトに誘われていて、入場料$15とそれほど高くもありませんし、(いまどきニュージーランド映画見に行くのもこれ位するんではないでしょうか、最近しばらく行ってないんでちょっと判りませんが)まあじゃ行くよと返事をし、当日昨夜木曜の夜、8時半までにリボルバーに集合との事でそこに向かっていた途中テキストが入りまして、何かと思ったら時間間違えたどころか実は1週間早かったと言うことが判明。どうやらコメディーナイトは来週の木曜、25日に行なわれるようです。なんてこった。俺でもこんな間違いしねーぞ、ジュールズ!

しかも何が凄いってこの彼女ジュールズ、住宅ローン関係の人で家買いたい人にローン紹介してあげる仕事してるんですよ。んーっ、俺は遠慮しとこうかな...ジュールズ...

2008年9月18日

スクープ!世界で最初!最新ニュース!

とは言ったものの別に明るいニュースではないんですが...昨日正式に今週の日曜を最後にコロネットピークが今冬の営業を終了すると言うアナウンスがスタッフにありました。恐らく日本語メディア(?)媒体ではこれを載せるのは世界でも最初なのではないかと考えたら少し興奮してしまってこんな見出しになりました。

現在は非常に温かい天気が続いていて、クイーンズタウンの町では2,3日前には気温が20度位まで上がったそうです。よって必然的に山の上では雨、雪が降るには温かすぎ、ここ数日雨による影響で山もだいぶ茶色くなってきました。お客さんの数もそれほど多くはなく、まあ、妥当な決断ではないでしょうか。お金失うだけですしね、開けてても。

まだ、他のスキー場はオープンしてます。リマーカブルズ、カードローナ、トレブルコーン、どこも雪は良いとの事。そしてカンタベリーのスキー場は例年にない積雪がありましたので、ニュージーランドの冬(春?)まだまだ遊べます。これからスクールホリデーもやって来ます。残り少ないシーズン、目一杯楽しんでください。私はこれから後片付けと来年の冬の準備及びプラン建てで結局まだ忙しいんですが...

2008年9月16日

アイスホッケー Ice hockey match コロネット対リマーカブルズ




















昨夜は毎冬恒例の、アイスホッケーの試合、コロネットピーク対リマーカブルズの試合が街中のスケートリンクであったので観戦して来ました。スキーパトロール主催の各スキー場のチーム同士の対戦で、毎年お互いライバル心むき出しで、大変盛り上がります。

ポイントは、各スキー場には毎年アメリカのコロラドはキーストーン Keystone、そしてカナダはファーニー fernie と言う各スキーリゾートから、エクスチェンジと呼ばれる交換留学生ではないですがスキーパトロールがここクイーンズタウンにやって来て働いて一冬を過ごしますが、さすがに北米出身と言う事もあり上手く、大抵毎年皆その人達が重要な役割を果たします。また、スキー、スノーボードインストラクターの中にもそのような人達がいて、たまにヨーロッパ出身の人もいたりして、またその人達も上手ですので試合の行方を左右します。

また面白いのはテレビなどでホッケーの試合を見ると試合中に大抵殴りあい、取っ組み合いの喧嘩になることがしばしばありますが、この草ホッケー試合でもそれは同じ事。普段は非常に温厚で静かな友人が取っ組み合いの喧嘩始めたのを見た時はとても驚きました。きっとあの重そうなプロテクター着けてスケートシューズはいてヘルメットかぶってスティック持つと何かあるんでしょう。どっか普段は隠されてるスイッチがオンになるんでしょう。そして試合中もちろん得点の際には盛り上がりますが、喧嘩がおっぱじまるとそれはそれは観客たちも大喜び。この晩も3,4回ほど小競り合いがあり、やんややんやの盛り上がりでした。

試合の結果は3ピリオド戦って3対3の同点でした。これでまた来年に向けての因縁の始まりではないでしょうか...

このアイススケートリンクは街の直ぐ外にある、通称クイーンズタウンガーデンと呼ばれる公園内にあります。冬の間はほぼ毎日スケートをする事が出来、またアイスホッケーがしたい人は草チームの対抗戦が日曜、火曜、水曜くらいに毎週行なわれていますので、一度行ってみて仲間に入れてもらえばよいのではないでしょうか。

最後にこのスケートリンクの施設は最近売りに出され、存続が危ぶまれています。来年の冬にはこのスケートリンクがどうなっているのか判りませんので、心に留めておいてください。一応情報までに。それでは。

2008年9月12日

サルベーションアーミー Salvation Army














今回はサルベーションアーミーのご案内。

サルベーションアーミーとは日本では「救世軍」と呼ばれていると思います。基本的にはキリスト教と密接に関連していますが、今回紹介するのはサルベーションアーミーのやってるお店で、宗教は関係なく、所謂人々が家庭内で要らなくなった物をここにもって行き、無料で寄付したものが中古品として非常に安い値段で変える場所です。こちらでは、Saly(サリー)もしくはOp Shop(オプ・ショップ)とも呼ばれています。

今日自分の要らなくなった物を持って行ったついでに写真を取らせてもらったのが上の写真の数々。

ここにはやはり恵まれない人々や、クイーンズタウンは旅行者、短期滞在者が多いのでそういう人々が衣服や、寝具、台所用品を探しにやって来ます。かく言う私もかつて何度かお世話になったことがあります。クイーンズタウンで半年、1年滞在しようという時にきちんとしたお店に行ってマットレスやら鍋やら買ってたら幾らお金あっても足りませんし、一時期だけのものと割り切ってこういった中古品を買ったほうがとても経済的でしょう。

今回行ったサルベーションアーミーは町の中心から少し外れた(車で数分ですが、歩いたら30分はかかるでしょう)Gorge Road ゴージロード(アーサーズポイント、コロネットピークに向かう時に通る道)の奥にあるIndustrial Place内の大奥にあります。

月から金は10時から5時まで、土曜は10時から2時までとなっていました。またこのサルベーションアーミーは街中のショットオーバーストリートの端にも分店がありますが、多分そこは衣服類しかおいてありません。

最後に注意を一つ。以前地元の新聞に載っていましたが、お店の前の駐車スペースに開店時間以外に勝手にどんどん寄付する品を置いて去って行ってしまう人が多くて困っているなんて記事が載っていました。

ここクイーンズタウン、夏と冬の季節の変わり目5月と10月は人の出入りが激しく、皆町を出て行く際に荷物減らしたい気持ちで寄付する人の数が増えるのは理解できますが、やはりきちんとマナーは守りましょう。

見方を変えればこの変わり目の時期が掘り出し物を見つけるいいチャンスかも?

それではまた。

2008年8月29日

春はもう間近、スキーシーズンも終わりが見えて来た

今週始めから突然いきなり春になってしまいました。今までの毎日曇り、雪という天気から、物凄い青空の日中は比較的温かい日が続いています。雪の状態も一気に粗目の春のコンディションになってしまいました。

あっという間でしたね...

でもまだこれから来週頭には再び雪の予報になっていますので、また寒い冬に戻ってくれれば面白いのですが。

まだ今のところちょくちょく日本からの団体のスキー客を見かけます。9月に入ると航空運賃も安くなるそうですので、三度の飯よりも滑るのが好きな方は今からでも遅くありません、荷物まとめて飛行機乗っちゃってください。

この冬のニュージーランドはめったに無い雪に覆われています。これを逃したら次はまた何時になるかわかりませんので...それでは手短ですが今回はこれにて。

2008年8月20日

100回目の投稿 スキーの際のヘルメット着用に関して少し

昨日は久しぶりの晴れ(7日ぶりぐらい?)と言う事もありコロネットピーク、多くの人で賑わっていました。仕事の合間を縫ってちょこっとだけ滑りに行きましたが、オフピステも殆ど雪で覆われていてどこに行っても抜群の雪の状態でした。本当にこんなに素晴らしい状態の8月は2004年以来ではないでしょうか。

先週末に出かけたカードローナで、ジャンプの着地に失敗して転倒した際に痛めたあばらが少し痛いですがまあそれも良しとしましょう。皆さんも怪我の無いよう心がけて、気をつけて楽しんでいただきたいものです。

また、ヘルメット着用は義務ではありませんがやはりかぶった方が安全度は増します。スキー、スノーボード、よく考えてみたら結構なスピードは出ているわけで、他のアウトドアのスポーツでこんなにスピードを出して遊ぶものはといったらマウンテンバイク。マウンテンバイクをヘルメットなしでやりますか?殆どの人がヘルメットかぶるのではないでしょうか。

しかも自分のテクニック、スキルと言う面のほかに、後ろから横から誰が突っ込んでくるか判りません。プラス、きちんと自分の頭に合ったサイズ、形のものを選べば滑ってる最中、かぶってるの忘れるくらいになりますし、しかも温かい。ヘルメットかぶってない人達はもう一度考えてみてはどうでしょうか。

そこでこんな最新の、スミスの?、究極のヘルメットのご紹介。友人のハーパー主演のビデオを作ってみました。申し訳ないですが英語です。



まあ、ただの冗談で、溶接工のかぶるヘルメットにスミスのステッカー張ってふざけてるだけです、ただ単に...

今回でこのブログへの投稿が100回を数えました。何でも3日坊主の私にとってみたらなんとも感慨深いものです。とはいっても、世界を驚愕させて変えれるような発見、意見などがある訳でもなく、ただウダウダと駄文を連ねているだけなんですけどね。まあそれがそもそもブログたるものなのでしょうけれど。

あまり知られていないニュージーランドのB級的な情報をお送りしたいと言う想いから始めた訳ですが、如何なものでしょうか。役に立ってる(きちんと役に立ってないと言った方が適当か?)とすれば幸いです。

これからもニュージーランドに関して何か知りたい事がありましたらどんどんと連絡下さい。報道番組並みにきちんと掘り下げて調査を重ねて答えを探り出したいと思います。(なんていって適当な事でっち上げる可能性も否定できませんが...なんでも真顔で自身ありげに言い通せば結構皆信じるものです!)それでは、なんだか自分は嘘つきだと宣言しているだけのような気もしますが、それは皆さんの判断に任せるとして、今日もこれから仕事行ってきます。では。

2008年8月17日

カードローナとオハウの二つのスキー場

金曜、土曜と休みを利用してスキーして来ました。金曜はカードローナスキー場、そして夜はトワイゼルと言う小さな町にて一泊し、土曜の朝にオハウスキー場に行って来ました。

冬真っ盛りの今、結構雪の日が続き、オハウスキー場は木、金と天候悪い為閉まり、この土曜に再びオープン。50センチのパウダーが待っていました。ここ、ニュージーランドで経験した雪の中ではもっとも良かった日のうちの一つに数えられます。

今回は短く行きますが、雪好きの方、今を逃したら次は何時になるかわかりませんよ!しかもこの後もしばらく雪の予報が続いています。楽しみですね。それでは今回はぱっと行ってみました。

カードローナ、キャプテンズチェアー降りてから歩いて登ったピークにての自分。後ろにはワカティプ湖、そしてクイーンズタウンの町。頭の右側辺りがコロネットピーク



































オハウスキー場のリフト降りた所から見上げた稜線。歩いててっぺんまで行きます。

オハウのスキー場は、クイーンズタウンからマウントクックに向かって3時間半程の所にある、チェアリフトが一本のとても小さな、と同時に何とも雰囲気のある、スキー場。

クイーンズタウンやワナカにある、忙しいスキー場から逃れたい人達にうってつけの場所。


2008年8月9日

Rail Jam レイルジャム







へたくそな写真ですんません。

今年で6回目を迎えるリマーカブルズスキー場主催で行なわれるレイルジャム、30人のスキーヤー、スノーボーダーが優勝賞金$5000をかけて技を競い合いました。主に10代、20代前半の、まあ、パンツだぼだぼの人達が競技者全員を占め、数百人はいる観客の前で自慢の技を披露していました。スポンサーは御馴染みのレッドブル、個人的にはニセコにいた当時に嫌と言うほど見たんで好きではありませんが、これがニセコにいた時に書いていたブログへのリンクまあこういう場にはすっかり御馴染みですね。

結構着地に失敗して脳震盪寸前の女性ライダーやら、ひざ痛めて棄権せざるを得なくなり涙してる若い男性とか、皆結構真剣、必死でした。で、技の名前やら、実際に何が起きてるのとか、何で今のが凄いのかとか、なぜこんなに拍手喝采なのかとか、全くもって判りませんでした。結構自分では皆適当に拍手したり叫んだりしてるだけなんではないかなんて思ってるんですがね...はい、ただ単に場違いなだけでしたね...それでは。

2008年8月8日

2008 北京オリンピック サッカー 中国対ニュージーランドを観て

今オリンピックのサッカー、男子、ニュージーランド対中国の試合を見ています。そろそろ前半も終わろうかと言うところ、スコアはまだ動いておらず無得点のまま。どうやら録画みたい。

先ずは中国チームの、思ったよりも(失礼か?)洗練された戦術、柔らかいボールタッチに驚きました。

しかし現代はどこもかしこも似たようなプレースタイル、技術になってきたものですね。ぱっと見ただけでは日本人なんだか中国、韓国人か見分けが付かないって事。

話はそれるんですが、もう中国って言ったら私が最初に思い出すのがソウルオリンピックの予選、86年、87年頃、国立で痛い目に合わされたのを今でも覚えております。

その時はフォワード二人が190を超える長身で、思い切りその高さを活かされ、ヘディングで得点されて負けたような気がします。

雨の中、秋の寒い夜、国立競技場。日本は確か手塚聡と原博美のツートップだったような気が。

手塚がゴール目の前で数少ないチャンスを台無しにしたのを忘れもしません。

まだ自分は中学生くらいで、兄に連れて行ってもらって見に行ったんでした。

あの頃は幼いながらにも、心をはちきれさせられる事が続きましたね、今から思えば。

メキシコワールドカップ予選の、伝説の対韓国戦、木村和司のフリーキックなんかあれを超えるのはなかなかその後の長いサッカー史の中でも数えるほどですよね。韓国戦に敗れた後涙しました。

そしてソウルオリンピック予選の対中国戦。オリンピックへの夢を断ち切られた残酷な夜でした。

まあ何はともあれニュージーランドには頑張って欲しいななんて思ってたら、一人退場させられてるし。それも超不用意、不必要なハンドの反則、こいつの名前は覚えました、スティーブン・オールド。

一発目のイエローはペナルティーエリア外5メートルくらいのところで中国選手の足引っ掛けてもらった物。それも超必要ない。しかもしてはいけないでしょうそんな所で。

大会1試合目、相手はホームの中国、ただでさえ完全なアウェーの状態で、ナィーブとしか言いようがありませんこの選手。

一応ニュージーランドはオーバーエイジ枠をフルに活用しているみたいですね。

キャプテンはライアン・ネルセン。この人はイングランドの中堅?弱小?クラブ、ブラックバーンローバーズでキャプテンしてる人。30超えたくらいかな、なかなかプレーを眼にした事は無いけれど、今のところキャプテンシー、統率力などやはり経験ありそうで見ていてそれなりに頼もしそうです。

もう一人はスコットランドのセルティックスでプレーしてる人。そうあの中村俊輔と同じチームと言う事になります。でも知らん、聞いた事無い。

ニュージーランド、FIFAランキングで言ったらたぶん100位以下。

その名に恥じない試合運びぶり、技術、そして戦術。

中盤省略した前線にボールほっぽり込んで後はどうなるか見てみようって言う二昔前のイングランドを思わせる試合運び。

中盤できちんとボール保てて一呼吸置ける見ていて安心できる人がいない。だからこの暑さの中90分体力が持てばいいんですけどね。

きっと走りまくって、防戦一方で、ラインは間延びして中国に打たれたい放題ってな感じになるだろうから。後半如何に凌ぐかが鍵ではないでしょうか。

でもこれで引き分ければニュージーランドとしては先ずは合格点ではないでしょうか。このグループリーグ3試合の目標がどうなんだか判りませんが、まさかグループリーグ突破!なんて本気で言ってないでしょうね?

逆に中国にとって仮に負けでもしたら、もうスキャンダルですよね。

絶対にこの試合で勝ち点3って考えていたはずですし。

まあ数年前のアジアカップ決勝で相当日本代表嫌な目に合わされたらしいですし、私がどのような結果を望んでるかはお察しが付くと思います。

それでは、頑張れニュージーランド、俺を腹の底から笑わせてくれ。

奴等に痛い目あわせてやってくれ!

それでは。

2008年8月7日

クイーンズタウン・クライミング・クラブ

こちらがウェブサイトへのリンク

クイーンズタウンにクライミングクラブが誕生しました。これだけアウトドアが盛んで、幾つも登れる場所があって、クライマー、クライミング好きが多いのに今まで無かったのが不思議な位ですが。

毎週1回は夜に、フランクトンのイベントセンターにあるインドアのクライミングウォールに友人たちと登りに行っているんですが、そこで周りの人達から聞いた話ですと、2週間ほど前の金曜の夜に第一回目のミーティングを開いたら、40名ほどの人が集まり、クラブのメンバーとなったそうです。また、このクラブの創設に前向き、肯定的な意見を多く聞きました。

会員になるには、少々面倒くさく、上のリンクでウェブサイトに行き、ページの下のほうにあるエントリーフォームを開き、それをプリントアウトして、必要事項を記入して、用紙に名前のあるメンバー宛に郵送すると言う仕組みになってます。セリーヌさん宛てにするのが良いみたいです。費用は$20で、会員になるとイベントセンターのウォールの利用料が一回$6と半額以下になります。(通常は一回$12.50)

また、イベントセンターの利用は通常毎週月曜から木曜となっていますが、会員だけに金曜の夜利用が出来るようになるとの事。そしてクラブの様々な催し物を通して多くのクライマーと出会えるというのも利点でしょうか。クライマーには一風変わったキャラクターが多いので、面白いのではないでしょうか。夏には外に出て登りに行く時にパートナー探す、見つけるのも容易になります。

クイーンズタウン在住の方でクライミングしたいけど今までパートナーいなかった方やこれから始めたい方は参加を考えてみてはいかがでしょうか。それではお知らせまでに。

2008年8月3日

2008 冬 ニュージーランド南島 各スキー場の状態












































































上の写真はこの前早朝仕事前にちょこっとスキン(日本語ではシール?)を自前のテレマークに付けて、コロネットのメインのトレールのM1を登ってきたときの写真です。

今週はそれなりに雪が降りました。コロネットではグルームされたトレールはもちろん、オフピステもなかなかのもので、特にバックボウル、上級者向けの急斜面、はとても良いとの事。

リマーカブルズはコロネットから見渡す限りでは、スキー場内のオフピステ斜面のホームワードが良さそうです。ただしこちらのスキー場は北向き、常に陽にさらされていますので直ぐに雪が解けてしまいます。状態は晴れの日があれば直ぐに変わってしまいますのでご注意を。

カンタベリー地方では大雪が降り、マウントハットスキー場では一日で1メートルを超える積雪があったようです。もとからこちらの地域の方が我々のいるオタゴより積雪量は多いものなのですが、今年は今のところ大当たりの様です。クライストチャーチ近辺在住の方は笑顔が止まらないのではないでしょうか。

ただし大雪が降るとニュージーランドのスキー場は直ぐに閉まってしまいますので、朝一番で書くスキー場のスノーリポートをチェックされるよう心がけてください。

また、カンタベリーに多くあるクラブフィールド、普通のスキー場に比べると小規模の、最低限の設備しかなく、雪崩のコントロールなども最低限に抑えられた、ほぼバックカントリー状態のこれぞニュージーランドと言うスキー場も軒並み良いようですので、経験があり時間のある方はこちらの方に足を運んでみてはいかがでしょうか。

それでは、またご報告します。

また次回。

2008年7月27日

リマーカブルズスキー場 ザ・スタッシュ オープニングデー











































































































昨日は一昨日のカードローナからの疲れた足を引き摺ってリマーカブルズのこの冬の目玉、ザ・スタッシュのオープニングを見に行って来ました。

ザ・スタッシュとは、スノーボードギアの一大ブランドであるバートンとリマーカブルズが提携して作ったパークエリアの事で、ここには様々なレールやボックス、キッカーなどがあり、地形を利用して作った大きなジャンプもあります。

世界でまだ3つ目、南半球では初めての事で、クイーンズタウン、ワナカから多くのスノーボーダーがこれを一目見ようとリマーカブルズに集まり非常に大賑わいでした。

この様に、リマーカブルズの特徴はどちらかと言うと、若年層のスノーボーダー向けのアトラクションが充実していて、また、緩やかな地形を利用した、初心者向けのスロープもそれなりに広々としていて、スキースノーボードを習いたい方には適しています。

それプラス、一歩スキー場外に出ますと今度はバックカントリーエリアが広がり、私の様な外に出て行くのが好きな人も充分楽しめます。

また、昨日はオープニングパーティーと言うことで、ニュージーランドで人気のrohmbus ロンバスというバンドも来て演奏し、場を盛り上げていました。

さてまた今日から仕事、この先は何日か雪の予報が続いています。どれだけ積もるのか楽しみですね。今がシーズン真っ盛り、今を逃したら後はもう春スキーです。思う存分滑りましょう。

ではまた。