2014年1月25日

WOF Warrant Of Fitness ニュージーランドでの車検 その2

最近私にニュージーランドで車の所有者には半年に一度訪れる車の車検の時期がやって来ました。

今回は車の車検について。

大昔にも少しこの件には触れています。

今回はもう少し詳しく。

基本的にニュージーランドには日本の中古車が溢れています。こんな感じでオンラインで中古車の個人売買が簡単に出来ます。

このサイトはTrademeと呼ばれる、ニュージーランドで最大の個人売買サイト。(日本のヤフーとか楽天のオークションみたいなのです)



かくいう私の車も1994年式のスバル・レガシー、もうすぐで20万キロに届こうかと言うもの。

さて。

ニュージーランドで車が合法的に走る為には二つの証明が必要です。

1、車検 Warrants Of Fitness 通称 WOF (ウォフ)
2、登録証明 通称 REGO (レッジョ)


これがWOF

これがREGO

 これが証明の書類


1、WOFに通るためには登録されたガレージ、もしくは車検場に車を持って行って検査してもらって、無事それを通ればOK。

生産されて6年以内の車なら一年ごと、6年以上の車は6ヶ月おきにチェックしてもらい登録必要があります。

こちらのWOFは結構いい加減で、本当に最低限の事しかチェックしません。ですのでこの車検に通ったからと言って必ずしも車が全て良い状態であるとは限りません。実際、去年か一昨年、車がWOFを通ってああ良かったと思って車検場でた瞬間エンジン止まった事があるくらいです。もう笑うしか無かったですね。

また、プラス$20でチェックアップ、主にオイルとか液体系の量のチェック、ベルトと電気系のチェックをしてくれます。

私は機械一般が苦手で、自分で最低限の事しか出来ませんので、いつもこれやってもらってます。$20なら安い物です。

クイーンズタウンで車検のチェックをチェックしてくれる場所の一つ

VTNZ


大きな地図で見る

こんな感じの所


ここ以外にも町のガレージ=車修理してくれる所(日本語でなんて言うんでしょう?)の幾つかで同じ事してもらえます。ただ、きちんとこれが出来る様政府に登録してるガレージのみです。出来る所と出来ない所ありますんで、事前に調べておく必要があります。

ここは、予約もいらず、車持って行って、30分くらい車預ければ、WOFに通ったか判明します。昼間は忙しくなるので、私は大抵朝一に行きます。そうすると大概あまり待つ必要無くスムースに行きます。

そして問題無く車検に通れば、同じ場所で登録証明も発行してもらえ、ハッピーエンド。

何か問題がある場合は、4週間の猶予が与えられ、その間に修理し、またここに車持って来て再度チェックしてもらい、オーケーならまたまたハッピーエンド。

で、その4週間の間にWOFの期限が切れ、たまたま運悪く警察に止められてそこを突かれても、現在修理してもらっている最中、もしくは今度いついつに修理してもらう予定があるとか言えば、見逃してもらえるはずです。(こればかりは警察の事情ですからあくまで私個人の過去の経験からくる一般論です。)

ですので私は上の3枚目の写真の紙を常に車の中に置いてます。そうすれば万が一の時にそれを見せれば証拠になりますんで。

町のガレージで何か修理してもらう際には、幾つか別の所に電話なりして、値段を比較された方が懸命でしょう。

これはクイーンズタウンにおける宿命ですが、全てにおいて他のニュージーランドの町に比べ、値段が高い。ある意味ボッタクリでは無いけど、吹っかけられる。これは観光客の多さに由来し、国外から来た人には適正価格とか分かりませんから、何でも少し値段が高くなってる。

ある程度の期間ここに住んでいれば、周りの人から口コミで信用おける所を教えてもらえますし、またここは非常に小さい町、友人の友人がメカニックだったりしますんで、吹っかけられる事も少なくなりますし、適正価格に関する情報も知る事が出来るようになりますが。

2、登録証明 通称 REGO レッジョ

これには2つのやり方。

上にも書いた通り、車検に通った時にその場でやってもらう。

もしくは、町のポストオフィスでやってもらう。(確か赤い)専用の紙に必要事項を記入して必要な金額を支払うだけでオーケーです。

こんな感じで、ニュージーランドで車を所有するとどんな感じで責任と義務が発生し、どういう事しなきゃいけないかと言う説明でした。

それではまた。