2015年1月27日

2015全豪オープンテニスを観て来ました

全豪オープン2015開幕!

テニスは全くの門外漢の私が、アジアカップサッカーが同時期に行われると言う事もあり、メルボルンまで飛び、幾試合か観戦して来ました。

オープン初日と2日目に行ってきました。

正直テニスの事はあまり詳しく無いし、試合も生でまともに見た事はありませんでした。

メインアリーナの一つであるロッド・ラベー・アリーナ

会場内に一歩足を踏み入れると人、人、人 

こちらはもう一つのアリーナ、マーガレット・コート・アリーナ

こんな当日のプログラムが2ドルで売ってました。これがあればその日の選手全員の対戦スケジュールが解ります

伊藤竜馬選手

この日はサッカーの試合もあり、サッカーの日本代表のユニフォームを着て、テニスの日本人選手を応援する人も多数いました

 マーガレット・コート・アリーナでの錦織選手の大会初戦

 この様に3セットで錦織選手のストレート勝ち

 試合直後のインタビュー

こちらはスコットランドのアンディ・マリー選手、この人くらいは知ってました


小さい頃からサッカーの試合は数多く観戦して来ましたが、テニスのしかもこの規模の国際大会を観戦するのは初めて。色々と新鮮で、目に入って来ました。

ここで幾つか私の思った感想を挙げたいと思います。
  • この大会の規模の大きさ

さすが世界4大大会と呼ばれるだけの事はあります。特に初日は人で溢れ返っていました。入場者数とか調べればどっかに情報あるんでしょうが、もうウン万人単位でしょう。
  • 大会の運営に関わる人の数の多さ
これももう既に長い間運営されていてノウハウが蓄積されているのだろうなと感心させられる位、ボランティア、スタッフの数とサービスのレベルと質が高くとても楽しめました。メルボルンの街中でも、普段は観光客相手にしてるボランティアの方も慣れた感じでスタジアムへの行き方やら説明してくれました。
  • 来場した皆が楽しめるイベントがたくさん
もうそれこそひっきりなしに何かしら大きな会場内で行われていて、常に何か面白そうな事を見つける事が出来ました。また、スポンサー関連のブースや出し物はどこも行列ができていました。

その他に目についたのは、
  • テニスのファンの子供達の数の多さ
テニスがこんなに子供達に人気があるとは知りませんでした。子供達がいると言う事はそこにはヒーローがいると言う事。やはり、そう言う彼等が憧れる名選手がいると言う事ですよね。
  • ボールボーイの機敏な動き
いや、ボールボーイをやってる10代中盤位までの男女の子供達、彼等は物凄くトレーニングされていて、誰もが皆機敏にきちっと動くんですね。これは観ていて何だか嬉しくなりました。

今回、3試合を観戦。
  • 伊藤竜馬選手の試合
  • 錦織圭選手の試合
  • 添田豪選手の試合(これはこの後のサッカーの試合があったので途中まで)
オーストラリア全土、そして日本からも多数のテニスのファンの方達がやって来て、日本の選手達に暖かい声援を送っていました。

今回の経験で、また行ってみてもいいかなと思いました。

と言う訳で今回は全豪オープンテニスの御紹介でした。

それではまた次回。

お知らせ

フェイスブック上でも情報発信しています。こちらは、写真を交えて、クイーンズタウンでの筆者の日常をアップデートしていますのでよろしかったら覗いてみて下さい。


勝手にホテル査定 その8 ホテル・ソフィア メルボルン オーストラリア

今回はメルボルンで泊まったホテル、ホテル・ソフィアの査定。

メルボルンには、全豪オープンテニスとアジアカップサッカー、対ヨルダン戦を観に行って来ました。

その際2泊した宿です。

いきさつ

もう今回は、全て私の勘違いから始まりました。

それはと言うと、てっきりこのサッカーの試合が行われるのは、エティハド・スタジアムだと思い込んでました。そこに近いというだけで選んだ訳です。

が、しかし、実際は試合はオリンピック・パークにある、メルボルン・レクタンギュラー・スタジアムで試合は行われました。

こっちのスタジアムは、テニスの行われている会場から道路を挟んで向かい。

一応弁護させて頂きますと、エティハド・スタジアムと思い込むきっかけとなったのは、メルボルン出身の友人二人の発言からでした。すっかり充分に調べず信じてしまったのがいけなかった。

探したのは

毎度の事ながらWotif.comと言うウェブサイトを使いました。

その他にもエクスペディアといううサイトも参考に使いました。

トリップ・アドバイザーでの評価は?

こちらがトリップ・アドバイザーのこのホテルのリンク

メルボルンのホテルでリストにある171件中129位。(2015年1月26日現在

料金

クレジットカードの手数料やら含めて1泊AUS$120。決して安く無いですね。

ただ私が気づいたのは、この時期のメルボルン、全豪オープンテニスとサッカーが行われていて、ホテルの値段はどこも高騰していました。

泊まってみて

  • 到着してチェックイン時に担当してくれたのはアジア系の女性。まるで愛想もクソもありませんでした
  • トイレとシャワーが部屋の外にある
  • そこにはカードの鍵を持って行かないと入れない
  • 部屋は真四角の、本当に部屋にベッドとちょっとしたスタンドに電気のやかんとか小さい冷蔵庫があるだけ。上着や濡れたタオルをどっかにかける事も出来ません
  • 私が泊まったのは2階のキング・ストリートに面した部屋。もう朝6時には交通量多くて音で目覚めます
  • 多くのドアはきちんと閉めないと自然には完全に閉まらない
  • 本当にベッドしか無いんで、アイロンがあったんですが、どうやってアイロンかけるんだよ?と不思議に思わせてくれます
採点

と、まあ、ここまで読み進めて頂いた方、もうお分かりですよね。

二度と泊まりません。

星2つ

正直言って、アホらしくて写真撮る気も起こりませんでした。

それくらいの所と言う事で。

今回は、ホテル・ソフィアに関してでした。

それではまた次回。

ワイナリー訪問 その1 ヤラ・バレー オーストラリア

今回は、オーストラリアのメルボルン滞在中に訪れた、ヤラ・バレーの御紹介。

ヤラ・バレーの場所

ヤラ・バレーはビクトリア州を代表するオーストラリア・ワインの産地の一つ。

下の地図の通り、ヤラ・バレーはメルボルン中心部から、東に車でおよそ一時間。


どんなタイプのワインが?

私の見た限りでは、白のシャルドネ赤のピノ・ノワールが主流の地帯です。

こちらは、ここらのワイナリーでも最も歴史が古い所の一つ、De Bortoli デ・ボルトリのワイナリー内の写真。

こちらがデ・ボルトリのウェブサイトへのリンク

残念ながら日本語のサイトはありませんでした。

この銘柄は友人の父親のお気に入りの一つで、彼が連れてってくれました。

多くのトロフィーやら、コンテストで勝ち抜いた記念の展示物が飾ってあります。



そして辺り一面、この様にワイン畑が、緩やかに起伏した広大な土地の中に連なっています。




ピノ・ノワール

私の住む、ニュージーランド南島のクイーンズタウンのある辺り、セントラル・オタゴ地方もピノ・ノワールの産地の一つとして世界的に有名です。

短い間でしたが、メルボルンで私の過ごした時間内でも、何となく気候が似ていると感じました。

このピノ・ノワールには、涼しくて乾燥した気候が最適だそうですので、何となくうなずけた次第であります。

シャルドネ

また白ワインで言いますと、ニュージーランドで有名な産地は、北島の東海岸沿いのギズボーンがあります。ここはとても一年を通して気温が高く、雨が少ないという特徴があります。

普段私はあまりシャルドネは飲まないのですが、幾つかこの辺りの物を試飲させてもらった限りでは、なかなかどうして、あまり甘く無く、落ち着いた感じで美味しいじゃんといった感じでした。

ちなみに普段私が飲むのは主に、

ソーヴィニヨン・ブラン

(ニュージーランド人の発音ですとブロン(クッ)=この最後のクッは聞こえるか聞こえないか位に発される)

で、ニュージーランド産のこのソーヴィニヨンは世界的にも有名です。そしてメルボルンでスーパーに何カ所か言って見て廻ったのですが、売られているソーヴィニヨンは殆どがニュージーランド産の物でした。

やはり気候と土壌の成分で、良く育つ品種とそうでない物が地域によって分かれるという事なのでしょう。

今回は簡単にワインについて書いてみました。

それではまた次回。

2015年1月26日

フィヨルドランドを空から写した写真幾つか

オーストラリアのメルボルンからクイーンズタウン行きの直行の飛行機に乗って我が家に帰って来た時に、たまたま良い天気に恵まれました。

フィヨルドランド国立公園のフィヨルドや山並みを一望出来る運に恵まれた一時に写真を撮りまくりましたので、ここに皆さんにお裾分けしたいと思い、この投稿となりました。

一応御説明しますと、オーストラリアからタスマン海を越え、ニュージーランドの南島の南西部の西海岸からクイーンズタウンに向け、フィヨルドランド国立公園が見えて来たという構図です。



地図で説明しますと、こんな感じ。

上の写真2つはピンクの丸の中って感じです。ちなみに、ニュージーランドフィヨルドランド国立公園には14フィヨルドがありますが、手軽に見れるのは2つで、後の12個はこんな感じで飛行機の様な文明の利器の力を借りないと見れません。

一説には、長野県と同じサイズと言われるこの国立公園内は道も殆どないので、自力で鬱蒼とした森の中何日も重い荷物担いで、川渡って行かない事には近づけません。


で、こっからがファンと、私の様なマニアには堪らない。

基本的には、
  • ミルフォードトラック
  • ルートバーントラック
  • ホリフォードトラック
  • グリーンストーントラック
のいずれかを歩いた事のある人か、

ミルフォードサウンドに言った事のある人にしか分からない地名の羅列です。

それ以外の方、素晴らしい事を知らずに損しています。

こっちで言う、You are missing it out と言う事で、残念ながら私にはどうする事も出来ません。

何はともあれ、

先ずはミルフォードトラックを歩いた事ある人、どうです、これ?



分かりますよ、今何思ってるのか。楽しかった思い出ですよね。たとえ運悪くミルフォードを歩いた時に晴れの日が続いたとしても。

で、次に、ミルフォードサウンドに車やバスで行った事のある人。馴染みのある名前が幾つかあるはずです。特にあのトンネルは。


ここから先は良くなる一方です。

ルートバーン、グリーンストーン、ホリフォードを歩いた方には馴染みの名前、地形がこれです。



こんな感じで、普段なかなか手軽に見れない場所を、珍しいアングルから撮った写真の御紹介でした。

だいぶマニア向けですが、単純に景色としても素晴らしいと思います。

それでは今回はシンプルに。

また次回。

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2015年1月25日

ブリスベン マウント・クーサ Mt. Coo-Tha の御紹介

最近オーストラリアに小旅行に行って来たので、それに関連しての御紹介。

ルックアウトからのパノラマの眺め

今回は、クイーンズランド州、ブリスベン郊外にある小高い丘のマウント・クーサ Mt Coo-Tha の御紹介。


町の中心部から、バスで20分程で行ける、眺めの良い所。

トリップ・アドバイザーではブリスベンの観光名所の中で11位となっています。(2015年1月24日現在)

こちらがトリップアドバイザーへのリンク

行き方

町の中心部にあるアデレード・ストリートのバス停40番でマウント・クーサ行きのバスに乗車。運賃は$5.60で、2時間有効。ですので私は行き帰り、一枚のチケットで間に合いました。

大体20分ちょっとで、ルックアウトのある、終点のバス停に到着。

何がある?

まあ基本的には小高い丘からブリスベンの辺り一面を眺めるという事です。



こんな感じになります。

私は行きませんでしたが、写真に見える様に、ルックアウトにはレストランもありましたので、眺めを楽しみながらランチなんて言うのも良いかと思います。

他には?

この辺りには無数のハイキング・自転車用のトレイルがありますので、ちょっとした散歩等、オーストラリアのブッシュを少しだけ垣間見る事が出来ます。



こんな感じで、主にブルー・ガム、ユーカリの木の一種の森を歩く事が出来ます。

もう本当、オーストラリアはどこ行っても、どっから見渡してもユーカリなんですね。ここまでだとは今回行くまで知りませんでした。

近くに流れていた小川は、暫く雨が降ってないようで、水が少なかったです。

まあ、オーストラリアは一般的に言って、雨の少ない大陸なのですから当たり前かもしれませんが。

気を付けたい事

  • 蒸し暑い
ブリスベンの気候はほぼ熱帯、暑くて湿度が高い。私の訪ねて行ったこの日も、午前11時で、30度を超えた位。汗だくになって帰って来ました。充分な水分補給を忘れずに。

私が感じた所では、日中最も暑いのは午前9時から午後3時くらい。ですので、この時間帯を避けるなんてのも手の一つかもしれません。

こんなわけで、ブリスベンを訪ねて、私の様に、

  • 自然が好き
  • 高い所が好き
  • 美術館とか博物館、動物園はちょっと遠慮します
と言った方には良いオプションでは無いでしょうか。

それでは、簡単ながら、マウント・クーサの御紹介でした。

2015年1月24日

ちょこっとオーストラリア遠征 メルボルンの巻

先日1週間のオーストラリアへの旅行から戻って来ました。

そこで今回はメルボルンについて紹介したいと思います。

Cockatoo (オーストラリア人はコッカトゥーって呼んでます。)オウムの一種。朝そこら中でギャアギャア鳴いてました。

惚れてしまいました。なんと良い所なんでしょう!オーストラリアをこのブログで宣伝してもしょうがないんですが、嘘もつけないんで、もう一度いいます。

メルボルン、いいとこです。


フリンダース駅。町の中心部にある。フリンダースとはオーストラリアという名前を付けた、航海者。オーストラリア中に彼の名前を冠した通りやら街があるそうです。 

カセドラル=大聖堂。ビクトリア町の建物と現代建築の高層ビルが入り混じってます。



この様に町の中心部をYarra River ヤラ川が流れる。

メルボルンの良い所。

  • 一年中何か催し物が行われている
これは、スポーツでは夏は全豪オープンテニス、オージー・フットボール、クリケット、サッカーそして冬はラグビーが行われますし、その他アート系、音楽、ワイン等誰にでも何かしら興味を向けさせる何かが行われているという事。

ニュージーランドと比べると、こういった文化的な側面でメルボルンは豊かだなと思いました。

  • 食べ物
オーストラリアは移民国家。特にメルボルンには、ギリシャ系、イタリア系、レバノン、中国、そして日本人等多くの国からやって来た人々が暮らしています。

ですので、食のバラエティの豊富さは言うまでもありません。ギリシャレストラン、イタリアン、チャイナタウンもありました。様々な種類の料理を楽しむにもうってつけでしょう。

  • 街のサイズと交通
町の中心部には縦横無尽にトラムが走っていて、中心部は乗り降りタダ。ですので、最初はややこしいかもしれませんが、慣れればこれほど楽な事はありません。次から次へとトラムはやって来ますので、そんなに待つ必要も無いし、全てが時間通りに動いてる感じでした。



こんな感じで、街中心部をトラムが走ってます。

ちなみにこれはブリスベンでも目にしましたが、オーストラリアでは公の交通機関はほぼ時間通りに全てが運行されるのが当たり前って感じでした。

街を歩いて廻るにはちょっとキツいサイズで、トラムを使った方が断然楽でしょう。

最後に

まあこれはお決まりでしょうが、旅行に見知らぬ国に来たら、現地の人からしたら少しくだらない事も、我々旅行者には目新しく、感動してしまう事があります。

今回私の滞在のハイライトの一つは、


カンガルー!(わかるかな?)

でした。メルボルンの東部の郊外にある、友人の両親宅に泊めさせて頂いたんですが、夕方に友人の父親が、散歩がてらカンガルー見に行こうと言ってくれました。

でも、私は絶対ふざけててからかってるんだと思ってました。30分程、ヤラ川沿いを歩いてちょっと開けた所に出てみたら、50m先くらいにいるではないですか!

歳を忘れて感動してしまいました。勿論、地元の人にとっては、『カンガルー?そんなのそこら中いるから珍しくも何ともないわい』って感じで、多くの人がジョギング、散歩または自転車に乗っていましたが、感動してるのは、わざわざ足を止めて写真撮ってるのは私のみでありました。

と、まあ、メルボルンの魅力を連ねてみた訳ですが、メルボルンからニュージーランドは飛行機で4時間くらいで着きます。南半球の下まで来た際には、ついでに足を伸ばしてニュージーランドも堪能して下さい。

真っ平らな大陸から、箱庭の様な、アルプスの山並み、数多くある氷河湖、このギャップは更なる感動を与えてくれる事間違い無いです。

それではまた次回。

2015年1月23日

ちょこっとオーストラリアに遠征 ブリスベンの巻

最近、ニュージーランドのお隣、兄弟みたいな国のオーストラリアに行ってきました。最初に断っておきますが、ニュージーランドとオーストラリアは2つの別の国です!

さすが大陸だけあってどこまでも続く陸地。でも、ここ10年程ずっと干魃が続いているそうです。ですので茶色い地面が見渡す限り続く。

ブリスベンと言う都会

ブリスベンはオーストラリアで、シドニー、メルボルンに次ぐ3番目に大きい都市。地図で言うと右の上、クイーンズランド州にあり、その州都。ゴールドコースト、サンシャインコースト等の奇麗な海と砂浜のある世界的観光地が直ぐ行けるので有名。


こんな感じの都会。都会とは言っても緑たっぷりの広々とした空の広がる所。



しつこいですが何せ平!

たった2泊しかしませんでしたが、そもそもサッカーのアジアカップの観戦が目的でした。

クイーンズタウンを発ったときは気温は20度を超える位。片やブリスベンは余裕で30度以上、しかも湿度が非常に高い。クイーンズタウンの乾燥した涼しい山の気候に馴れた身には辛いです。

もう10年以上ぶりに顎から汗がポタポタ落っこちるという経験をしました。

ブリスベンとクイーンズタウン間のフライトは?

ニュージーランドのクイーンズタウンとブリスベンの往復には、ニュージーランド航空とジェットスター両方とも直通の便は無いです。

もしかしたら冬のスキーシーズンのホリデー期間中等の最も忙しい時には飛んでるのかもしれませんが、私の旅する時点、1月中旬にはありませんでした。

こちらの飛行機会社は、採算合わないと見るといとも簡単にフライト止めてしまうのが普通です。

今回私は、ニュージーランド航空でクイーンズタウンからメルボルンに飛び、そしてそこを経由してジェットスターに乗ってブリスベン入り。

クイーンズタウンからメルボルンまでは3時間半ちょっとで、料金は片道NZ$350-$400といったところ。

メルボルンーブリスベン間は、2時間ちょっとのフライトで、AU$90-$100といったところ。

両方とも荷物預けず、機内持ち込みのみ、機内で飲食せずの一番基本的なお値段のことです、ちなみに。


町の中心部に川が流れているので橋が多い。そして中心部にはこんな高層ビルが建ち並んでいます。ニュージーランドの信号も無い田舎町から来ると、圧倒されてしまいます。一応これでも東京生まれの東京育ちなんですが。。。

街中心部の交通手段

メルボルンを出たのは夜8時前。ブリスベンに着いたのは夜の10時前になってしまい、もう空港閉まる直前といった感じ。

ですので街中心部まではタクシーのオプションしか有りませんでした。

大体60ドル程かかりました。

念の為申しておきますと、早朝から夜の9時過ぎまでは、不自由無くシャトルバスや電車で空港と街中心部は往復出来ます。

電車で時間にして15−20分くらい。$17だったと思います。往復で最初に買ってしまえば少し割引されて安くなります。

街を見て廻るには

今回の訪問はサッカーの観戦が中心だったので、あまり何も出来ずだったのですが、良さそうだったのが、
これはブリスベンの街中至る所に、一群の貸し自転車が路上に置いてあって、お金を払ってこれを借りて街を移動出来るというシステム。

ただ一回の移動は30分以内と決められていて、その時間内に一度自転車を戻す。そしてまた必要な時にピックアップして使うというシステム。

本当に街中至る所に自転車は置いてあるので全く困る事はありません。

それに気合い入れれば歩いて廻るのも可能です。暑いんでね、そこがちょっと。

もう一つは、
  • Brisbane Greeters ブリスベン・グリーターズという無料の、地元の人が街中を案内してくれるツアー
これを実は予約していたのですが、同じ日にサッカーの日本代表の試合翌日の練習が見れるという事を聞き、泣く泣くそっちを選んだため参加出来なかったツアーです。

(ちなみにこちらの記事でその日の練習の事に触れています。)

無料で、最低3日前までにはメールにて申し込んで予約しておく必要がある様です。もちろんツアーは全て英語になります。

きっと面白い視点から街を紹介してもらえると思って楽しみにしていたので残念です。

またブリスベンに行かなくてはと言う良い理由が出来ました。


今回はブリスベン、こんな所ですよという、珍しくオーストラリアのお話でした。

オーストラリアまで来た際は、是非ニュージーランドまで足を運んでみては如何でしょうか?

ぶっちゃけ、西のパース行くより近いんですから!

その気はなかったんですが、オーストラリアの宣伝になってしまいましたね....

それではまた次回。

2015年1月22日

サッカーのアジアカップ2015を観て来ました

前回の投稿で6泊7日の弾丸ツアーなんて言ってたんですが、全然弾丸ツアーじゃないですね、2泊3日でメルボルンに、ニュージーランドのオークランドから来られてる方とお会いして、それこそ本当の弾丸ツアーだと深く反省した次第であります。

何はさておき。

ブリスベンのパブで出会った日本代表アウェーのユニフォームに身を包むオージー達。金曜の夜という事もあり、皆大分飲んで酔っぱらって大騒ぎでした。

昨日、6泊7日のアジアカップ観戦からクイーンズタウンに戻って来ました。

ブリスベンでのイラク戦、そしてメルボルンでのヨルダン戦の2試合を観戦。



ブリスベンの町中で出くわした、アジアカップを宣伝するポスターとバナー。正直そこまでそこら中にあるという程では無く、気を払わないと町で何が起きてるか分からない人がいても不思議ではに感じ。

試合を観て

試合の結果の方はもう皆さんもご存知の様に、

グループリーグ2戦目対イラク、1-0。 こちらが公式チャンネルにあるその試合のビデオへのリンク。

グループリーグ3戦目対ヨルダン、2-0。こちらが公式チャンネルにあるその試合のビデオへのリンク。

これで予選リーグ3試合無失点、全勝の1位で決勝トーナメント進出となりました。

感想はと言いますと、もっと出来ただろうというもの。本田が何度かポストとバーに嫌われた不運はありますが、もう少し点差が開いても良い力の差があったと思います。

何にせよ勝てば勝ち点3だから良いだろうという意見もあると思いますが、我々はアジアのチャンピオン

勝つ時は圧倒的に勝って、もう向こう10年位は歯が立たないと相手に思わせる事の出来るチームだと思います。選手の実力から言ってもグループリーグの他の国々の選手と比べれば、ヨーロッパのチームでプレーする選手も多い訳ですから、そう言う結果を求めてもおかしく無いと考えています。



これはブリスベンのサンコープ・スタジアム。5万2千収容のもので、この夜は22,941人の来場者数。普段はA-Leagueのブリスベン・ロアーのホームです。

注目した選手

これはもう遠藤選手です。2戦目のヨルダン戦で代表キャップ数150を数え、試合後他の選手達から胴上げされていました。この150という数字は歴代日本代表の中でも最多となります。

彼の何が凄いんでしょうか?試合中彼を追い続けて観ていると、気づく事があります。

それは?

滅多に全速で走ってるのを見かけないし、ひょうひょうとふらふらとピッチ上を彷徨ってる風なんですが、ここぞという所に何故かいるんですね。もしくは逆の言い方をすれば、戦況を見分け、次を予測する能力に長けているからそうなる。むしろ彼から始まる事、彼を経由して行く事が多いからそういう風に見えるのだと思います。

この前のブラジルでのW杯で、イタリアの1試合目を観た時に、アンドレア・ピルロ選手を観ていた時にも同じ事を感じました。彼も常にジョギングしてるだけの様なのですが、ピッチ上の至る所に肝心な時に顔を出すんですね。しかももっと驚いたのが、試合後の統計を観ると、イタリアのチーム内でその試合で最長距離を走っていたんですね。全くそんな風に見えない所が凄い所以なのです。

遠藤選手を観ながら、そんな事を考えていました。

イラク戦翌日のトレーニングセッションにお邪魔




イラク戦翌日にはブリスベン市内で日本代表のトレーニングがあり、ひょんな事からお知り合いになったブリスベン在住のサッカージャーナリストの、植松久隆さん(こちらが彼のプロフィールへのリンク)から場所と時間を教えて頂き、お邪魔して来ました。
この日は試合翌日という事もあり、前日試合に出場したレギュラー組は主にクールダウンを兼ねた調整をし、サブ組はボールを使った戦術練習を約1時間半程していました。
練習開始前には、地元の子供達との記念撮影と花束贈呈、試合後にはサインをするサービスもしていました。

日本代表選手達とメルボルン行きの飛行機が一緒

清武選手と長友選手が何やら雑談 。背中はガンバの東口GK。

本田選手が何やらキャビンアテンダントに言ってます。 

 本田選手の後ろ姿。

こちらはアギーレ監督、ちょっとピンぼけ。 

メルボルンの空港に着いたら多くのファンが到着を待っていました。

まあたまたまなんですが、メルボルン行きの飛行機が一緒でした。ブリスベンの空港で飛行機を待っていたら、何やら段々騒がしくなって来て、何かと思ってみてたらわさわさと代表のジャージ姿の人達がどんどんやって来るではないですか。もちろんこの機を逃すまいと、ファンの方々が記念撮影をお願いしていました。

本田選手が一番人気でしたね。彼はやはりACミランでプレーするだけあって、日本人以外の人々にも人気でした。

面白かったのは、
  • 武藤選手ともう一人が、ラウンジで皆が待っている間、ちっこい白い紙コップに水を入れたのをせっせと先輩選手達に届けていた事。しかも両手にコップ一杯ずつだから何度も往復してました。トレイでも借りれば良いのにと思いながら観てました。


これがその時の写真。多分真ん中は長谷部選手で、若手は忙しく歩き回ってて、ベテランは落ち着いて座ってると言う構図。先輩後輩の関係って奴ですね。今時の若者の間でもあるんですね、まだ。

  • それともう一つは、幾つもの小さいグループに別れていた事。本田選手は他の数人とトランプやってて、長谷部選手は一人で本読んで、若手選手は彼等で固まっていてという、何とも普通だなーって言う感じで観ていて面白かったです。

私は煩わせるのも何だと思い、そっとしておいてあげようと、サイン等はもらいに行きませんでした。これが中学生くらいの時だったら、迷わず、間違い無く全員のサインと全員との記念撮影ぐらいやってましたね。

実際大昔小学生の時、読売クラブの選手の殆どに一枚のユニフォームにサインしてもらった記憶があります。
  • 選手全員機内ではマスク装着。これは風邪とかを予防するマスクの事。恐らく健康と体調管理の一環としての事なんでしょうが、最初は多くの選手の調子が悪いのかと勘違いして、おいおい大丈夫なのかよなんて勝手に心配してしまいました。

翌日新聞で見つけたこんな記事

その翌日にこんなスポーツ新聞の記事を見つけました。

『日本代表、異例の格安航空会社での移動』ですって。

と言うより、この記者の方は無知をさらけ出していますね。

ニュージーランドでもそうすですが、国内線でファーストクラスとか無いですもん、ジェットスターはもとより多分カンタスもバージン・オーストラリアも。写真でも分かる様に、真ん中通路挟んで左右に3席ずつのこの機体の飛行機が殆どです、こっちでは。

さもなくば、チャーターするしか無いですよ。

記事だけ読むと、さもサッカー協会かオーストラリアの運営が悪いとも採れる様な書き方に思えるんですが、この記事。

メルボルンで気づいた事






この様に段々と客席が埋まって行き、結局は売り切れの満員。2万5千ちょっとの観客数でした。

メルボルンでのヨルダン戦は、テニスの全豪オープン二日目と同じ日でした。テニスとサッカーの会場は道路を挟んで向かい合ってるという事もあり、多くの日本人の方が、テニスで錦織選手他の日本人選手達を昼間応援して夜サッカーの応援とハシゴしてました。かく言う私もその一人。

ですので、メルボルンのレクタンギュラー・スタジアムは多くの日本サポーターで埋め尽くされた訳なのですが、実際、日本人以外の日本サポーターの数の多さにびっくりしました。

3分の1は日本人以外だったでしょう。もしかしたらあの会場にいた半分かも、そのくらい多かった訳です。

で、気づいたのは、今や日本代表はアジアを代表するブランドにまで成長したという事

これはかつて私が子供時代にブラジルのジーコ、アルゼンチンのマラドーナ、フランスのプラティニに憧れ、雑誌の写真を切り抜き壁に張り付け、テレビで見たプレーを真似したいた時と同じ事なのでしょう。

それと同じ事が今日本代表を中心にして起きているという事実。

何だか不思議な感じがしますし、時が経ったなあと感慨深く思います。86年のメキシコワールドカップ予選のあの木村和司のフリーキックからはや30年ですか...

実際、メルボルンの会場で、試合前に子供達がインタビューされているのがスクリーンに映し出され流されていたのですが、その日本代表のユニフォームを着た子供達が『誰のファンか?』と聞かれた時に、本田選手と香川選手の名前を口にしていました。

恐らくこれは世間一般の人気を繁栄しているのでしょう。

そうですよね、ACミランとマンチェスター・ユナイテッド、ボルシア・ドルトムントですもんね。

日本人がそう言ったヨーロッパの一流クラブでプレーする時代なんですから。更にはそこで背番号10番なくらいなんですから。

ニュージーランドの片田舎に住んで、すっかりそんな風に世界が回っているという事を実感せずにいました。

とまあ、長々と書きましたが、こんな風にして、1週間という短い間でしたが、オーストラリアの滞在を楽しんで来ました。

メルボルンにすっかり惚れ込んでしまいました。

これはまた次の機会に書きたいと思います。

それではまた。