今回は最近観た映画のご紹介。その名は、Searching For Sugar Man サーチング・フォー。シュガーマン。調べては無いですがきっと日本でも上映したはず。自分はi-tunesで買いました。これはちょっと知り合った方から教えてもらった映画。
日本語タイトルは『シュガーマン 奇跡に愛された男』。
内容についてはどこまで触れてよいのか分かりませんが、まああまり言及するのは控えておきましょう。詳しくは観てのお楽しみという事で。
これは事実に基づいたドキュメンタリー映画。70年代初頭に2枚のアルバムをリリースした、アメリカの北部のデトロイトのロドリゲスと言うシンガーの物語。
デビュー当初は、一部ではボブ・ディランに並ぶとまで言われた男。
事実は小説より奇なりという言葉がありますが、まさにそれを地で行く、とんでもないストーリー。本当にこんな事が起こるんだ、人生って分かんないなと思わせると同時に、ロドリゲスのもう世俗の基準を超えた存在が、なぜか逆に悲しみも感じさせました。本来自分はあまり映画などで感情を揺さぶれる事は無いのですが、今回は危なかった。
また彼の奏でる音楽も、アコースティックギターが中心の、ニールヤング、ボブディラン、ブルーススプリングスティーン等を連想させるというか同系列に並べられるようなもの。歌一つ一つは、町中に佇むそこら辺の人々の悲哀を歌った物が多く、正直悲しい歌の数の方が多いと思います。
こちらがネットで拾った批評の一つへのリンク
まあ、何か機会があった時にでもご覧くだい。
それでは今回はニュージーランドとは全く関係ありませんでしたが、また次回。