こちらが場所を示したトポマップ。
こんな感じの所。
スタート地点は海抜315メートル位で、森林限界上のテント張った地点が1000メートルちょっと、最後の写真のブライアント氷河で一番上に行ったのがだいたい1800メートルくらい。氷河と言ってもシャリシャリの春の柔らかい雪で、一般に氷河と聞いて連想する厚い氷というのからはほど遠いものでした。やはり地球温暖化の波はこういう所にも見て取れるという事でしょうか。
出典は忘れましたが、ニュージーランドには大小合わせ数千の氷河がありますが、どれも後退、融けて小さくなっているとの事。
クイーンズタウン周辺にはこのように、ルートバーントラックに代表される有名な山歩きのコース以外にもたくさんの素敵な場所があります。
こういう人気の無い場所に行く際の、こちらの常識としましては、
1、必ず家族、友人等誰かになるべく詳しく自分の行程、プランを伝える。その際パニックデート、予備日を設ける。つまり2日の行程なら、3日目がパニックデート。これはもし何かが起きて予定通りに行かずもう一日多く過ごさねばならない時を想定して、一日帰ってくるのが遅くなりますが、まあとりあえずはパニックを起こさず様子を見てという事。
2、ロケーター・ビーコンの携行。
ロケイター・ビーコンとは、非常時にそれをオンにすると衛星経由でシグナルが発信され、内蔵GPSにより場所が伝えられ、その情報が先ず警察によってピックアップされ、そして時と場合と場所によりますが、サーチアンドレスキュー、Search And Rescue、略してSAR、によるヘリコプター等による救助へと繋がります。
これは、自分で購入して保持するか、またはこちらの環境省(DOC)の各地にあるオフィスで借りる事が出来ます。
自分で購入する際は、値段はだいたい$400から$700位、借りる時は3日で$30位だったと思います。
何はともあれ、安全を第一に山等でお楽しみ下さい。
それではまた次回。
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