2008年9月21日

映画 シャイン・ア・ライト Shine A Light ローリングストーンズとマーティン・スコセシ



昨夜、以前にもご紹介したクイーンズタウンの隣町、アロータウンにある名画系の映画館、ドロシー ブラウンズ Drothy Browns で金曜に公開したローリングストーンズの映画、シャイン ア ライトを見に行って来ました。監督はマーティン スコセシ、この人の最近の名作としては,ディパーテド The Departed、これはこれでもうはらはらどきどきの手に汗握る作品で、今まで全く好きではなかったディカプリオを見直すきっかけとなりました。



さて、ディカプリオはさておきストーンズ。このシャイン ア ライトと言うタイトルは,1972年にストーンズが発表したアルバム Exile On Main Street「エグザイル オン メインストリート」という当時は2枚組みのLPのセット!の中の最後から2番目の曲のタイトルから取られたもの。



映画はニューヨークで一晩だけ(多分)開かれたストーンズのチャリティーコンサートの様子をマーティンスコセシが撮影したもので、途中映画の中にうまい具合に昔の映像を組み合わせ、ライブの模様とバランスよく仕上がっています。

感想としては、先ず第一にまあ当たり前ですがミックジャガーが至る所に出てきて、もう目をつぶってもミックがちらついてしょうがないって感じ。でもこの日ともう60過ぎて未だに元気ですね。声もまだ若さを保っている、が、以前からそんな上手ではなかった低音粋の歌唱力はもうさすがにね、残念ですね。顔さえ見なけりゃ60代とは思えない。何もそれはミックジャガーに限った事ではなく他のメンバーキース、ロンそしてチャーリーと皆細い。

で、作品内に白黒で彼らがまだ若かった頃の映像が組み込まれてるんですが、ミックがインタビュー内で、まだデビューしてそんなに立ってない頃に「あとこれから先1年くらいはどうにかなるのが見えてきた」なんて言ってたり、その後もう超メジャーになってからのインタビューでは、「60になってもまだストーンズ続けてますか?」と言う質問に「もちろん」って答えていたり、今現在これだけ世界に影響を与える立場になった事実を踏まえて考えると非常に面白いと思いました。

キースは相変わらずかっこいいしロニーウッドも良い。今のこの嫌煙の世の中、世界中探してもこんだけステージ上でタバコぷかぷか吸いながら演奏する人達もこの人達以外はそう多くは無いでしょう。

また特別ゲストとして、ホワイトストライプスのにーちゃんとクリスティーナアギレラが出てきて、1曲ずつミックと歌います。

音楽ファンの方は必見です。

0 件のコメント:

コメントを投稿