2008年8月8日

2008 北京オリンピック サッカー 中国対ニュージーランドを観て

今オリンピックのサッカー、男子、ニュージーランド対中国の試合を見ています。そろそろ前半も終わろうかと言うところ、スコアはまだ動いておらず無得点のまま。どうやら録画みたい。

先ずは中国チームの、思ったよりも(失礼か?)洗練された戦術、柔らかいボールタッチに驚きました。

しかし現代はどこもかしこも似たようなプレースタイル、技術になってきたものですね。ぱっと見ただけでは日本人なんだか中国、韓国人か見分けが付かないって事。

話はそれるんですが、もう中国って言ったら私が最初に思い出すのがソウルオリンピックの予選、86年、87年頃、国立で痛い目に合わされたのを今でも覚えております。

その時はフォワード二人が190を超える長身で、思い切りその高さを活かされ、ヘディングで得点されて負けたような気がします。

雨の中、秋の寒い夜、国立競技場。日本は確か手塚聡と原博美のツートップだったような気が。

手塚がゴール目の前で数少ないチャンスを台無しにしたのを忘れもしません。

まだ自分は中学生くらいで、兄に連れて行ってもらって見に行ったんでした。

あの頃は幼いながらにも、心をはちきれさせられる事が続きましたね、今から思えば。

メキシコワールドカップ予選の、伝説の対韓国戦、木村和司のフリーキックなんかあれを超えるのはなかなかその後の長いサッカー史の中でも数えるほどですよね。韓国戦に敗れた後涙しました。

そしてソウルオリンピック予選の対中国戦。オリンピックへの夢を断ち切られた残酷な夜でした。

まあ何はともあれニュージーランドには頑張って欲しいななんて思ってたら、一人退場させられてるし。それも超不用意、不必要なハンドの反則、こいつの名前は覚えました、スティーブン・オールド。

一発目のイエローはペナルティーエリア外5メートルくらいのところで中国選手の足引っ掛けてもらった物。それも超必要ない。しかもしてはいけないでしょうそんな所で。

大会1試合目、相手はホームの中国、ただでさえ完全なアウェーの状態で、ナィーブとしか言いようがありませんこの選手。

一応ニュージーランドはオーバーエイジ枠をフルに活用しているみたいですね。

キャプテンはライアン・ネルセン。この人はイングランドの中堅?弱小?クラブ、ブラックバーンローバーズでキャプテンしてる人。30超えたくらいかな、なかなかプレーを眼にした事は無いけれど、今のところキャプテンシー、統率力などやはり経験ありそうで見ていてそれなりに頼もしそうです。

もう一人はスコットランドのセルティックスでプレーしてる人。そうあの中村俊輔と同じチームと言う事になります。でも知らん、聞いた事無い。

ニュージーランド、FIFAランキングで言ったらたぶん100位以下。

その名に恥じない試合運びぶり、技術、そして戦術。

中盤省略した前線にボールほっぽり込んで後はどうなるか見てみようって言う二昔前のイングランドを思わせる試合運び。

中盤できちんとボール保てて一呼吸置ける見ていて安心できる人がいない。だからこの暑さの中90分体力が持てばいいんですけどね。

きっと走りまくって、防戦一方で、ラインは間延びして中国に打たれたい放題ってな感じになるだろうから。後半如何に凌ぐかが鍵ではないでしょうか。

でもこれで引き分ければニュージーランドとしては先ずは合格点ではないでしょうか。このグループリーグ3試合の目標がどうなんだか判りませんが、まさかグループリーグ突破!なんて本気で言ってないでしょうね?

逆に中国にとって仮に負けでもしたら、もうスキャンダルですよね。

絶対にこの試合で勝ち点3って考えていたはずですし。

まあ数年前のアジアカップ決勝で相当日本代表嫌な目に合わされたらしいですし、私がどのような結果を望んでるかはお察しが付くと思います。

それでは、頑張れニュージーランド、俺を腹の底から笑わせてくれ。

奴等に痛い目あわせてやってくれ!

それでは。