2007年4月26日

日本語を話しながら暮せる喜び

ここ数日クイーンズタウンはどんよりとした雲が低く垂れ込め、時折雨が降るうっそうとした天気の日が続いています。今朝はそれなりに気温も低く、いよいよ本格的な冬の訪れを告げているようです。

昨日は友人二人、夏はクライストチャーチでバックカントリースキーのガイド、夏はクイーンズタウンでハイキングのガイドとして働くH、そしてMちゃん、彼女は夏はミルフォードトラックのガイド付きツアーの小屋で働き、冬はヘリスキーの会社で働いている、と久しぶりに再会し、お昼ご飯を食べながら積もった話に花を咲かせました。

こちらニュージーランド、フィヨルドランド地方は非常に天気に恵まれた夏を送ったようで、話を聞いただけでも嫉妬してしまいそうでした。私を含めて三人とも、自然の中に身を置くと言う事を仕事としているので、話が合うというか、非常に楽しく時間を過ごさせていただきました。

自分はあまりクイーンズタウンの日本人社会とは縁が無く、それほど日本人の友人が多くは無い環境で暮らしてきました。それが今回数少ない日本人の友人の住む家に住むことになり、日本語を日常生活でメインに使う暮らしになり、ちょっとした驚きと共に初々しく、非常に目新しい感覚にこそばゆい感覚を同時に感じています。

自分はミルフォードサウンドと言う非常に俗世間と離れた僻地に2年程働きながら暮らし、そのときには他にもう一人の日本人しかいないという状態で、日本語話す時は二人で部屋に閉じこもって周りにニュージーランド人がいないときにのみ、思いっきり二人で日本語で話すと言う事をしていた時と比べると、なんだか月日の流れと言うか、変わったなと言う感慨にふけらざるを得ません。

というわけで、この冬はあまり日本語の単語が思い出せないなどのトラブルは避けれそうです。脳の老化防止に良い冬になりそうです。

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