2008年3月18日

クイーンズタウンのベイビーブーム?

突然ですが、今、ここクイーンズタウンは妊婦さんで溢れかえっています。知り合いにも4人ほど今現在妊娠中がいます。そしてたまにTシャツ屋さんで働いていると、まあこれまたなんと街を歩く妊婦さんの多いことか。友人は皆一様に、「ここの飲み水に何か入ってるんじゃない」と言うのが口癖で、聞くたびに笑ってしまいます。実はこれはここクイーンズタウンに限った話ではなく、ニュージーランド国内でも同様の傾向にあるようで、新聞にも載ってましたが、20年?位ぶりのベビーブームなのだそうです。見てると全く納得してしまう話です。

皆出産間近まで働いています。どうなんでしょうか、あまり苦しそうにしている人がいないような気はしますし、また日本と比べると皆逞しく、お腹大きいのに頑張ってますよ。実際あまり日本の妊娠、妊婦、出産業界に通じてないんでなんとも比較しにくいんですが、日本だと何かにつけてあまり無理しないでって言うのが通常な様な気がするんですが、どうでしょうその辺。

また、知り合いの妊娠中の女性は皆30代前半で、会社でもある程度の地位と言うか責任のあるポジションにいる人が殆どです。やはりこれは、結婚して子供産んで育てるには金が要るんで、それなりの収入があり余裕のあるカップルしかこういう選択肢が取れないと言う表れなんでしょうか?

またここニュージーランドは女性の社会進出が著しい国ですので、(ちなみに首相もここ10年以上女性です)やはりキャリアを積んだ女性は金銭的にも自由で、結婚年齢も遅くなる傾向にあるのでしょう。まあ、これはここだけに過ぎず、日本も含めて先進国には共通する傾向だと思いますが。

で、女性の出産の高齢化が叫ばれる中、ここニュージーランドはそこだけに留まらずその先を行ってます。それは、10代の女性の出産率も非常に高く、確か世界でも3本の指に入る高さだったような気がします。もしうそだと思うなら、平日の昼間、クライストチャーチの街中の目抜き通りを歩いてみるといいでしょう。乳母車押した10代の女の子の多さに驚くはずです。また、ここクイーンズタウンでもその手の人達が見れる場所は、空港近くのリマーカブルズショッピングセンター内の、ウェアハウスと言うディスカウントショップで、そこに平日昼間、もしくは週末午前中行けばかなりの確立で遭遇できるでしょう。

でも、これを読んで迂闊にそこら辺の女性に「ベビーブームなんだって?貴方も妊娠してるの?」言わない様に気をつけて下さい。普通に体の大きい?女性も一杯いますので(ひそひそ声で言ってます...)何も侮辱とかそういう意味は全くなく、もう一つのこの国を現す特徴の一つ「肥満」の話で、残念ながら、この国は世界で5本の指に入る肥満国になってしまったのです。

自分も腹が出てこないように気をつけなければ...ってまず無理ですけどね、どんだけ努力してもお相撲さんみたいにはなれません。

そんなこんなで今回はガイドブックや雑誌では知ることの出来ないニュージーランドの一面を紹介してみました。それではまた。

2 件のコメント:

  1. とし様

    はじめまして。同じQTに住む森川光与といいます。月間NZのブログリストからいつも読ませていただいています。という私もブログを同じように月間NZで掲載させていただいています。今は私自身子育てに忙しいので、としさんのようなアウトドアな生活を懐かしく思い出し、いつも楽しませていただいています。お目にかかったことはありませんが(もしかしたらどこかで会ってる?)、これからもどうぞよろしくお願いします。アーサーズポイントのOnsen Hot Poolsにいますのでまた遊びに来てください。これからも楽しいブログよろしくお願いします。

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  2. こんにちは、こちらこそはじめまして。コメント有難うございます。

    温泉ホットスパの話は聞いています。友人が何人か訪ねて行って、皆良い思いをして帰って来ました。オーナーが日本人の女性とアメリカ人男性だなんていう話を聞いたこともありますが、間違っていたらすいません。

    そうですね、クイーンズタウン非常に小さい町ですからひょっとしたらどこかですれ違っているかもしれませんね。

    ブログをお持ちなのでしたら、宜しかったらリンクをお互いに張りませんか。不定期更新、気分の盛り上がりに任せた更新状態のこのブログですが、ぜひ、ニュージーランド、特にここクイーンズタウンを盛り上げていきましょう。

    ぜひ近いうちに一度、噂の温泉ホットスパ、顔を出させてもらいます。それでは。

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