2008年6月16日

Flight of The Conchords フライト・オブ・ザ・コンコルズ ニュージーランドを代表するバンド?

さてさて、コロネットピークは先週木曜夜からの断続的な高い気温、(クイーンズタウンの町で日中15度近くまで行きました。)そして多量の雨(何ともやな響きですな)の影響で週末3日、そして今日も引き続きクローズとなっております。

今晩辺りから気温も下がり始め、そうすれば200を超える人口降雪機のスイッチがオンになり、また一気にカムバックするでしょう。それまでの間はしばしのご辛抱を...

ようやく週末に2日休みになり、かねてから見たかったDVD、The Flight of Conchords を見ました。

こんな感じの人達、バンドです。これはテレビシリーズの一場面。



これはニュージーランド人の若者男性2人のバンドのお話で、所謂(sitcom)と呼ばれるジャンルの、コメディーのテレビ番組で、アメリカにこの2人行って、そこで人気が出て、ついには自分達の番組をアメリカで持つまでになったのです。

何と言うか、半分コメディアン、半分2人組バンド、コメディーの中でふんだんに自分達の曲を披露し、そして笑いもとるってな感じ、解りますかね?悲しいかな、この2人、最初はニュージーランドのテレビ局に企画を持っていったのですが、相手にされず、ニュージーランドに見切りを付けてアメリカに渡り、そこで凄い人気が出てしまったという、ニュージーランドテレビ局の先見の無さが如実に現されてしまったと言う経緯があります。

番組の内容はと申しますと、ブレットとジャーメインのキウイの2人組みが(多分)ニューヨークの町でバンド活動をしながら生活する日々の様子を表して物語になっています。

この二人組自体がとても間が抜けていて、またそれに加え彼らの周りの人間も一癖二癖もあり、さらにはアメリカにおけるニュージーランドの認知度の無さ、またオーストラリアの影に隠れてしまう影の薄さを逆手に取った皮肉、薄ら笑いを浮かべてしまうようなニヒルな笑いがふんだんに盛り込まれています。

イギリスのヒットしたシットコムに「オフィス」というものがありますが、それに通じる笑いがあると思います。

まだニュージーランド在住の方でご覧になってない方是非一度お試しあれ。「ブロータウン Bro Town」に続くキウイ物をお探しの方であればきっと喜んでいただけると思います。それでは。

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