2008年5月4日

スバルレガシーの謎、ロシア車ラダの真実

非常に寒い日曜の朝、本来だったらまだベッドに入っていた方が良かったんじゃないかと自問しながらも、あまり重要でない事柄に関して幾つかウダウダと書いてみたいと思います。

今週木曜金曜とたくさんの雪が降りました。コロネットピークで大体20センチくらいだったそうです。今朝も外の車のガラスは霜で被われていて、しばらく忘れていた冬の光景が戻って来ました。

大体この時期に必ず降るんです。だからと言ってこのまま降り続けるかといったらそうでもないんですね。去年は確か史上最も温かい5月で非常にやきもきしたのを覚えていますし。

街のお店、特にスキースノーボード用品を売るアウトドア系のものや洋服関係のお店にとっては冬物が寒くなると同時に一気に売れ始めますので良い冬のスタートとなります。

以前にお伝えしたルートバーントラックで行方不明になったイスラエル人女性、未だ発見されておりません。公式の捜索も今では打ち切られ、彼女の家族が、ボランティアの人々と自発的に行なう捜索のみとなっております。

現実的に考えてみても彼女が生存している可能性は非常に稀ではありますが、やはり家族としては最後の最後まで可能性は否定できないというのはとても理解出来ます。またこの事件の謎を解くという意味でもいつかは彼女が発見されることを祈りたいと思います。

いよいよここ5年近く運転していた愛車の寿命が近づいて来ました。現在四駆のステーションワゴンを中心に物色している最中です。近日中にもぱっぱと手に入れたいと思います。

実は、このニュージーランドの隠された真実の内の一つに、スバルレガシーの謎と言うものがあります。それは、レガシーの数が非常に多いという事です。

それもちょっとやそっとの数ではありません。特にここクイーンズタウンのような場所においては、正に驚くべき比率で街中を走る車の中にレガシーを見かけることがあります。

では何故クイーンズタウンでそうなのか?

先ずはここは冬は霜が張ったり、道路が凍ったり、たまに雪が積もったりします。やはりそういった場所では四駆の方が現実的ですよね。

そしてクイーンズタウンは夏冬を問わずアウトドアスポーツが盛んです。ですのでそういった場所にはアウトドア好きの人が多く集まる。で自然に四駆の車が好まれ数が多くなる。

もちろんパジェロやランドクルーザーなどのでかい四駆も多いです。しかしステーションワゴンなら車の中に非常に多くスペースがありますんで子供がいる人達などには非常に便利。

でも何故か、トヨタのカルディナでもなければ日産の何とかでもなければホンダの何とかでもなく、スバルのレガシーなんですね。確かスバルの工場は群馬の太田市にあるなんて聞いた事がありますが、なにか太田市とニュージーランドの間にあったのでしょうか。

それとも単に日本でスバルレガシーが溢れていてそれが必然的に中古車でこっちに流れて来たのか。言い遅れましたがもちろんこれらの車の殆どが日本から来た中古車です。

中古車の話ついでに言っておきますと、こちらでの一般の反響としましてはやはりトヨタの車が壊れなくて一番良いと言う意見を多く耳にします。

しかも更にスバルの車は壊れやすいだの修理に金がかかり過ぎるとか言うのを頻繁に耳にもします。これがこのスバルの謎を更に深めて行っています。誰かこの謎に関して情報をお持ちの方ご一報を。

実際の話として、以前ニュージーランドとロシア(多分その頃はまだソ連)の間で、70年代に、ニュージーランドがソ連に対して経済援助だかお金のローンの援助をしたところ、ソ連はその借りたお金を返す事が出来ず、そのお金の代わりにロシア製の車「LADA=ラダ」でニュージーランドに埋め合わせをしたそうです。

そして未だにこのラダをニュージーランドで見かけることがあります。非常にシンプルな出来の、所謂東欧共産圏の車丸出しの愛嬌のある車です。珍しい車好きの方、ぜひ一度今ではたぶんデッドストック並みの珍しさのラダが現役で活躍している姿を見に来るってのも一味違った旅になるのではないでしょうか。

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