2008年1月13日

7人制ラグビ-







昨日今日にかけこの週末、ここクイーンズタウンでは、毎年恒例の7人制ラグビーの全国大会が開かれています。これはニュージーランド全土のプロビンス、日本で言う県みたいなの、の各代表がニュージーランド1を競うものです。

ご存知の通り、ニュージーランドは人口400万ちょっとですが、ラグビーの世界では強豪国の一つであり、非常にラグビーが盛んです。

去年行われた15人制の普通のラグビーのワールドカップでは、惜しくも準々決勝で開催国フランスに破れ、国中が奈落の底へと突き落とされるという恐怖の経験を味あわされた訳ですが、この7人制ラグビーも非常に盛んで、かつニュージーランドは毎年香港で行われる国際大会、香港セブンスで、毎年優勝候補筆頭に挙げられるほどです。

クイーンズタウンの町は信号が無いほど小さいのですが、その町の中心地近くに、地元では『ラグビー場』と呼ばれる、まあそのままなんですが、その場所で、テレビの中継車が入って大々的に試合が繰り広げられます。

おそらくこれらの試合の様子はこちらの衛星放送のスポーツ専門番組の『スカイスポーツ』で、生中継で流されていることでしょう。

このように、クイーンズタウンは一大観光地で、他のニュージーランドの町、都市とは少しかけ離れた独特の雰囲気のある所なのですが、この小さな国がなぜそんなにラグビーの世界で他の大きな国々と対等にやっていけるのかという、ラグビー人口、このスポーツの持つ底辺の広さを垣間見ることができます。

そして、次回のワールドカップ、2011年はいよいよここニュージーランドで開催となります。それまでにこうした大会から次世代のオールブラックスが続々と台頭してくることを願います。