2007年12月14日

ワイクリーク スキーツーリング その1

今回は一月以上前に行ったワイクリークのお話。

左がサンディー、右がトーマス
トーマスと後ろにはリマーカブルズ山のシングルコーン
ようやく滑り始めはしたのですが…
あっという間に雪が無くなり後はこの様にスキーブーツ担いで歩く事に…
ひたすら行きます
木が引っかかって…
今晩の宿は岩の下



ワイクリークとは、クイーンズタウンにある二つのスキー場のうちの、リマーカブルズスキー場の裏にあるU字谷、(氷河によって削られて出来た谷で谷底が平らで、谷がUの形をしている所から名づけられた、)のことで、いわゆるバックカントリーエリアです。

もちろんリフトなどは無く、自分たちで歩いてしか行けません。商業用のスキー場内と違い、雪崩の危険を除去するコントロールなどされてもいませんので、こういったところに踏み入っていく際には万一に備え、各々がトランシーバー(または日本ではビーコンと呼ばれる雪崩に巻き込まれ埋まってしまった際に電気信号、ラジオ周波数で埋没地を特定し救助する為の装置)や、携行用ショベル、そしてプローブ(ゾンデ)と呼ばれる通常2-3メートルあるテントのポールみたいな棒(トランシーバーを使い埋没者の位置をある程度特定したら今度はそれを雪に挿して実感で埋没者の正確な位置を特定する)を必ず携行します。

で、スキー場は10月初めに閉まりはしたのですが、その後しばらく雪の日が続き、しまいにはシーズン中に併せて降った雪以上の雪が10月ひとつきに降りました。そこで、友人達とちょこっと滑りに行ってみるかといった話になり、1泊2日でのバックカントリーの旅となったのです。

まあこれがとんでもない珍道中になったのですが、先ずは当日の朝まで行くのか行かないのかはっきりせず自分はまるで準備をしていなかった。そこにまだ寝てる所にいきなり朝に電話が来て後一時間で出発といわれ慌てて荷造りを始めました。

何とか時間に間に合わせいざ出発。しかしスキーシーズンが終わって暫く経っているので、どんだけ雪が残ってるのか、どんな雪のコンディションなのかはまるで知る由もなし。

スキー場に到着し、天気はあまり良くなく、雪もまあまだコース上には何とか雪が残ってる程度なのは分かり、これからずっと登って標高高くなれば雪の量も増えるのでいざ出発となりました。

誰もいないスキー場をスキン(日本ではシールと呼ばれる、ナイロンで出来ているのですが動物の毛皮みたいな表面をしていて、それをスキーに着けると雪の上を滑り落ちる事無く歩ける、スキーに装着する際にはスキンの裏は特殊な粘着質がくっついているのでスキーにぺたりと貼り付ける事が出来る)を各々スキーに着け登り始めました。1時間ちょっとでワイクリークへの峠に着き、今度はスキンをはがしていざ滑り始めました。

このワイクリークを見渡せる峠までは夏冬問わず幾度も着た事があったのですが、谷に入っていくのは初めて。わくわくしつつ滑り始めると5分もせずに斜面は平らになり、今度はスキーを履いたまま雪の上を歩く事になりました。

続く

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