2014年5月4日

DIYシリーズ 手作りビール その5 いざ、飲む編

さて、自分で材料を全て混ぜ、発酵・熟成させ、瓶詰めをして寝かせました。

かれこれ材料を混ぜてから一月が経ち、いざ試飲。

先ずは瓶の中のビールの色を見てみましょう。

これは初めて作ったラガービール。 

これもラガー。でも一発目とは別のブランドのモルトミックスを使ったので、(どういう訳か)色がちょっと濃いめ。 

これはドラフトビール。上のラガー二つに比べるともっと濃い色。 

一発目のラガーをグラスに注ぎました。 

こちらは二発目のラガー。 一発目とは微妙に色が違うのが見て取れます。

このように、キットを揃えて、ラベルのインストラクションに従うだけで、あまり仕組みや行程を理解していなくてもビールが出来上がってしまいました!

しかも、友人のシンジ君も手作りビールにはまっていて、二人の造ったビールをまとめて試飲会を開いてしまいました。



二人であーでもない、こーでもない、このビールはあーだ、あのビールはちょっとあれだね、ととりとめも無いことをお互い言いつつ、ビールを楽しみました。

勿論この晩は、必要以上に酔ってしまったのは言うまでもありません。

と言う訳で5回に渡り、手作りビールの造り方を、写真を交えてご紹介して来た訳ですが、如何でしたでしょうか。

こんな感じで、ニュージーランドのDIY、何でも自分でやる精神の一端を垣間見る事が出来たのではないでしょうか。

私個人のこれからの課題としましては、
  • アルコール度数が分かる様になる
  • 発酵時の温度の違いで、どのように出来上がりが変わるのかを理解する
  • オリジナルの、フルーツの香りがするビール等、バリエーションを増やす
では無いでしょうか。

またいつか、何か理解、技等発展がありましたら、ご紹介したいと思います。

追記

手作りビール、出来上がって、時間が経てば経つほど、風味が変わっていくことを知りました。時が経つにつれ、かどが取れまろやかになり、熟成した感じが味わえます。また瓶詰めしてから、6ヶ月のものでも普通に飲めました。

よろしかったら、ここまでの4編もあわせてお楽しみ下さい。
それではまた次回。

日本語の『とりあえずビール!』と言う言葉は、なかなか英語に直訳するのは難しいですね。