さて前回、ニュージーランドで上手に生き残っていくためには何が必要かを考え、幾つかの収入源を確保=幾つかの別の仕事をするということに焦点を当て考えてみたのですが、今回はそれを実行する為の対策及び良い点を考えてみたいと思います。
前回の投稿の何が必要か?についてへのリンク。
おさらい
前回のその1では、
何が必要か?ということで、
- 人脈
- 積極性、前向きな姿勢
- 周りから信頼される
そして今回は、
対策
- 必要経費の把握
- 安く生きる術を学ぶ
- 人生設計、ゴールを見直す
- バラエティに富む
- 更なる向上につながる
- 人脈が広がる
対策
必要経費の把握
毎週、毎月生活していくのに幾らかかるのか、必要なのかを把握することが大事です。毎月払わなければならない生活費がありますし、特に家のローンがある場合はお金無いではすみません。
これをする事により、例えばどれくらいの給料が最低必要なのかが見えてきます。これが何か新しい仕事の応募する時に、もらいたい給料の目安ともなります。
こういう事って大切だと分かっていてもなかなか実行出来ずにいたりする事の一つだと思います。頑張ってやってみましょう。
安く生きる術を学ぶ
ニュージーランドは日本に比べ消費社会ではありません。同じものをそれこそ修理し続けて本当に使えなくなるまで使い切るという行動は珍しいものではありません。また、何か新しいバージョンのものが出てきたからと言って、それだけの理由で即座に買い換えるということはあまりこちらの人はしません、(一般論ですが)。
また自分でできることはなんでも自分でやる、誰か他の人、例えば業者さん、に依頼する前に自分で治せないものかやってみる。
例えば、個人的な経験から言いますと、私は消費、支出を減らす策として、
- 自分で野菜を育てる
- 自分でビールを作る
自分の必要経費を把握し、削れるところは削れば万が一の事態にも備えやすくなります。
人生設計、ゴールを見直す
何が自分の人生において重要で必要か、何を切り捨てられるかを見極めることが重要です。つまりゴールを設定するということ。
これをする事により、自分の人生の中で優先順位が立てやすくなる。
例えば、サッカーの試合に例えるなら、
チームがあって監督がいて対戦相手がいる。そして今度の週末に試合がある。
監督は、自分のチーム内の各メンバーの特徴を把握し、同時に対戦相手のチームの分析をする。どういう選手がいて、どういう試合をするのかを過去のデータに基づいて理解する。
そしてここから対戦相手に勝つために最善の戦術を選択する。
これを置き換えてみれば、監督は自分で、サッカーの試合が自分の人生。自チームには自分の知識、経験、スキルという選手たちいて、これから踏み出そうとする未来が対戦相手。
自分のチーム内にどんな選手がいてその特徴はどういう所なのか把握しなければ、自分のチームに最適な戦術を立てようがありません。
対戦相手がどういうチームであるかを調べなければ、自分の立てた戦術が勝つ為に最良な策なのかを知る事は出来ません。
つまり、この国で生き残って行こうという時に、自分に何があり、何が重要で、何が必要かをもう一度理解して把握することにより、これからの人生の目標=ゴールが見えてくるという事です。
良い点
これは色々な事が人生で同時進行するのが好きであるというのが必須条件になりますが、まあ飽きません。程度の差にもよりますが、毎日が違った日で、変化に富んだ仕事生活が送れるようになります。果てはそれが日々の生活にも好影響を与え、良い循環が生まれるかもです。
更なる向上につながる
幾つもの仕事をすることにより、様々な分野、状況に身を置くことになるので、仕事ひとつの生活よりもより多くの経験が出来、それがさらなる自分の仕事上や自身の成長、向上に繋がるということです。
人脈が広がる
複数の仕事をすることにより自然と仕事で関わる人間の数も増えるので自分の人脈も広がっていくという相乗効果が期待できます。
ここで重要なのはその1で書いたように積極的に行動し、自分から人脈を広げていこうという姿勢ではないでしょうか。
最後に
こちらでまことしやかに一般的に言われることで、
男はマルチタスク出来ない=複数の物事を同時進行させることが苦手
というのがあります。
だとすると2回に渡って私の言って来た事は、世の男性達にとって結構な挑戦になるのではないでしょうか?
私自身はこの通説に異議を唱えていますが、皆さんはどうお考えで?
その1でも述べましたが、ニュージーランドで生きていくのも簡単ではなく、それなりの変化に対応せねばなりません。
私も人生の転換期を去年迎え、試行錯誤を経て現在に至ります。
やはり発想の転換の必要性に気づくまで時間掛かりました。
ここで、もしかしたら同じような境遇の方の手助けに少しでもなればと思い、以上の事を書き残してみました。
これからもハッピーに生きていきましょう。
それではまた次回。
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