2016年3月15日

スチュワート島 ラキウラ・トラック

ニュージーランド最南端の国立公園


今回は、ニュージーランド最南端の都市インバカーゴからさらに南に30キロ海を隔てた所に浮かぶ島、スチュワート・アイランドにあるラキウラ・トラックのご紹介。

グーグルマップで場所を示しておきます。


先ずはこの島にたどり着かなくてはなりません。南島最南端からの行き方はふたつ。

行き方
  • フェリー
Stewart Island Experience Ferry スチュワート・アイランド・エクスペリエンス・フェリー

大人片道 $75
大人往復 $130

フェリーはBluff ブラフの街発着 (インバカーゴの街とブラフの街の間のシャトルサービス有り)

所要時間約1時間

スチュワート島、ハーフムーン・ベイにある船の発着所
  • 飛行機
Stewart Island Flights スチュワート・アイランド・フライツ

大人片道 $122.50
大人往復 $213.00

所要時間15−20分程

飛行機はインバカーゴの街の飛行場発着

空から見たハーフムーン・ベイの街
ラキウラ・トラック

ニュージーランドに9つあるグレート・ウォークス(最も有名なのがミルフォード・トラックの一つで、最も最南端に位置し、交通アクセスの面では最も難しい、手間のかかる所にあるのではないでしょうか。

このスチュワート島の国立公園は2004年に設立された、ニュージーランドで最も新しい国立公園です。


全長32キロ、通常2泊3日。両方向に行けますが、基本的にどちら周りでいっても1日目と3日目は海岸線を歩き、2日目は島を横断する形となります。


こちらに通称DOC、こちらの環境省のウェブサイトのラキウラトラックの詳細な説明へのリンクを貼っておきます。

ラキウラ・トラックはこんな所です

  • 比較的初心者でも楽しめるレベル

ニュージーランドに数あるトランピング(山歩き)のコースの中では、比較的体力を必要としないものの一つではないでしょうか。

  • ニュージーランド最南端の島にいるという事実
もうこの島の南には、南極行くまで人の住んでる場所はないという事実。これ以上人里離れた所でこんなアウトドア経験できることは滅多にありません。
  • そんなに高低差はないが、上って下っての繰り返し




こんな感じで、どちら方向から歩いても登っては降りての繰り返しです。またここは、泥だらけになることで有名ですので、ブーツを綺麗に保とうと思わないほうが全てにおいて楽になります。
  • 小屋は完全予約制ですので、前もってベッド代を払ってチケットを手に入れましょう
これはグレート・ウォークスにおける全てのトラックに共通しますが、いきなりポンと現れてもダメで、事前に小屋のベッドを予約する必要があります。これは各小屋ベッドの数に限りがありますので、そういう理由で小屋に泊まる人の数をきちんと管理しているということです。
  • 調理する為のガス、燃料が必要
小屋にはガス等のお湯を沸かす設備がありませんので、自分で持参せねばなりません
  • キウイが運が良ければ見れるかも?
これはキウイの足跡です

ニュージーランド固有の飛べない鳥、キウイ。この島は比較的数が多く、各小屋近辺に出没するのが多数確認されています。この鳥は夜行性です。もし夜になってまだ元気があるのなら、小屋近辺を少しうろうろしながら探してみるのも面白いかも。探す際のコツとして、この鳥は、鳴き声が大きいので先ずは見える前に聞こえてきます。
  • 蚊がいる
あまり皆さんには珍しくないかもしれませんが、通常ニュージーランド南島南部あたり、蚊はあまり見かけることが多くありません。こういう海岸線沿いにいるときに出くわします。特に小屋内で、夜に出てくることが多いので気をつけましょう。

と、スチュワート島のラキウラ・トラック紹介してみました。クイーンズタウンからインバカーゴまでは車で2時間。そんなに遠くありません。もしこの辺りで何か冒険をお探しならば、是非オススメです。

それではまた次回。

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