2014年11月12日

ラグビー、フィジー、トンガ、サモアのハカの御紹介

ずっとラグビー関連の話題が続いています。

でも、これだけはどうしても書いておきたいので、またここにラグビーの話題を1つ。

とは言っても、試合前に行われる、戦い前の儀式のハカにまつわるお話。

以前の投稿で、
について説明しました。詳細は上のリンクを辿って頂ければ読めます。

ニュージーランドのそれはハカと呼ばれます。この伝統は太平洋諸島系の国々に根付いていて、ニュージーランドを始め、フィジー、サモア、トンガなどの太平洋諸島の国々もこういったダンスを披露します。

ラグビーはイングランドが発祥のスポーツ。

19世紀中頃から後半にかけて誕生、発展しました。

その頃は大英帝国の名の通り、世界中に植民地がありました。『陽の沈まない帝国』なんて呼ばれていたくらい、世界中に植民地が。勿論、ニュージーランドもその内の1つ。

で、太平洋に浮かぶ、フィジー、サモア、トンガもそう。

ラグビーやクリケットと言ったスポーツが世界的で無く、ランダムな国々で盛んなのはこういう理由があります。

で、これらの国々も、試合前に、オールブラックスの様に、歌と踊りを披露し、相手に挑戦を賭け、それと同時に自分達自身を鼓舞します。

以下、それぞれの国での呼ばれ方。ハカはニュージーランド先住民族のマオリ族の言葉でニュージーランドの物を指します。

サモア=シヴァ・タウ Siva Tau
フィジー=シビ Ci bi
トンガ=シピ・タウ Sipi Tau

以下に幾つかYouTube上で見れるビデオを拾って見ましょう。

先ずはサモア。チームカラーは

こちらはフィジー。このビデオの中では2番目、チームカラーは


そして最後にトンガ。こちらはチームカラーです。

それぞれ、国によって振り付けが違うのが分かります。

想像してみて下さい。かつてはきっと右手に、棍棒やら、斧もしくは槍なんかを手にして、多分上半身裸でこれを敵に向かってやってたんでしょう。どれも、お前を殴り殺すってな事を言ってる様に見えます。

もし自分が18世紀のまだ世界地図も完全ではなかった頃なんかにに、ジェームス・クック船長さんみたいに何年も船に乗って、海で地球上を廻り、地図に載ってない陸地を発見したぞって近づいて行ってみたら、こんな感じで現地人が浜辺で威嚇して来た。私だったら先ずぶったまげてたどころの騒ぎではないと思います。

って言ってもその頃の西洋人は銃とか大砲持ってたんでしょうけど。

何はともあれ、これだけは是非皆さんに知って欲しくて記事にしてみました。

来年2015年には、イングランンドでラグビーのワールドカップが開かれます。

試合前の伝統の儀式に注目してワールドカップを楽しむという新たな喜びが発見出来るのでは?

それではまた次回。