日本代表とマオリオールブラックスの試合が行われた
昨日、2014年11月8日に、東京で行われた、ラグビーのマオリ・オールブラックス対日本代表の2戦目を、オンラインのストリームで観ました。
結果は、20対18で、マオリ・オールブラックスの勝ち。非常に拮抗した試合となり、最後までどうなるやら、分からない展開でした。特に、後半日本が逆転してからは、まさに勝つのではないかという展開。
後半残り3分まで!
が、しかし、何という試合でしょう。後半残り3分くらいまで、日本が18対15でリードしていました。このまま逃げ切れるのかと思っていた所、オールブラックスボールで、素早いスローインからフィールド中央までボールを一気に運ばれ、そこから怒濤の攻めであっという間にトライを奪われてしまいました。
なんと心が打ち砕かれた瞬間でしょう、日本選手達にとって。
『NZラグビー暗黒の日』[編集]
その後2年間は試合すら行われなかったが、1966年に大西鐡之祐が監督に就任すると、2年後の1968年に本場・ニュージーランド(以下、NZ)への長期遠征計画が持ち上がった。NZ遠征は1ヶ月間で実に11試合にも及び、内、6月3日のオールブラックスジュニア戦と6月8日のNZU戦がテストマッチ対象試合となった。そしてオールブラックスジュニア戦では、坂田好弘が4トライを挙げるなどの活躍を見せて23-19で撃破するという『大金星』を挙げた。翌日の地元新聞には、『NZラグビー暗黒の日』という見出しが踊ったという[2]。そして一連の長期遠征は5勝6敗の成績だった。
読者の方からのご指摘で私が間違っていた事が発覚。ここに謝罪の意を表させて頂きます。
この試合では、日本がスクラムで圧倒していましたね。ボール保持率も互角か少し上回っていたのではないでしょうか。前回の神戸での第1戦に比べれば、簡単なミスも減り、ボールもフィールド内を良く廻っていた気がします。
ラグビーというスポーツの特徴
ここニュージーランドでオールブラックスを中心に、ラグビーの試合を見続けていると、1つ気づく事があります。
オールブラックスは現在世界最強、そしてこのチームを倒せるのは、現在、現実的に観て世界でも数チーム。南アフリカ、オーストラリア(ここ数年低迷していて今現在はあまり現実味はありませんが)の南半球の強豪国、そして北半球のイングランド、フランスといた国々でしょうか。(勿論異論反論はございましょうが)
ですので、オールブラックス中心の観戦生活を続けていると、このラグビーの試合では、なかなか後半に試合展開がひっくり返る試合が少ない、という事です。概ね、試合前の予想に沿った、お互いの世界ランキングを繁栄した試合結果になる事が殆どです。番狂わせが少ないという言い方も出来ます。
前半のうちにそれなりの差がついてしまうと、ここから格下が一気に盛り上げて反撃して逆転という可能性はとても低く、逆に後半は疲れが見え始め、実力差がもろに繁栄され、更に点差が広がるという事も珍しくありません。
こういった試合を私は密かに、『試合前のハカがハイライトの試合』と呼んでます。
でも、ニュージーランド人はオールブラックスが圧倒的に勝つ試合が好き
勿論、周りのキウイの友達達は、試合内容も圧倒していればより嬉しい訳で、こんな事は公には言えません。勿論オールブラックスが勝つのは私も嬉しいのですが、何というかもっとこうハラハラしたいんです。でも、オールブラックスが圧倒してしまう試合が多く、なかなか手に汗握るハラハラする気持ちというのは味わえません。
それこそ私が思うに、こういった感覚は、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカそしてアルゼンチンの間で毎年行われる4カ国対抗、ラグビー・チャンピオンシップでの南アフリカかオーストラリア戦、(アルゼンチンは少し格下になってしまいます)もしくは4年に一度開かれるラグビーのワールドカップの準々決勝辺り(これも相手によりますが)で無いと、緊張感の走った、ぴりぴりした雰囲気の80分の試合というのはなかなかありません。
そういう意味では、このマオリ・オールブラックスと日本の試合は、最後まで楽しませてくれました。
2019年に向けて
2019年のラグビーのワールドカップの日本開催も決定し、日本代表はこれからヨーロッパに遠征のツアーに出る様です。次回のワールドカップは来年、イングランドで。更なる前進に向けて良い結果と内容でツアーを終えて欲しい物です。
それではまた次回。