オークランド、ワン・トゥリー・ヒルにある記念塔 |
さて。
2回目となる、海外移住の心得と裏技、その2。
今回は、「自信を持って人と接する」ということについてお話ししたいと思います。
これは、英語が話せる話せない以前の問題です。
英語が話せなくても、誰にでもできることです。
ちなみに、「英語が話せる話せない」ということに関して持論がありますが、今回はそれについては触れません。
一つだけ言えるのは、「話せるか話せないか」の可能か不可能かの問題ではなく、「話すか話さないか」の「やるかやらないか」の違いだと考えてます。
なにはさてあれ。
自信を持って人と接する
これはどういうことだと思いますか?
私が思うに、まず言えるのは、これは、日本の伝統的文化的価値観とは結構距離があるということ。
まあそれは、謙虚さであったり、横並びの意識とか出るものは杭で打たれるなんていう言葉に代表されるものです。
でも今回は、あえて自分の意思で日本を出て、どこか他所の国で生きていこうと決心をなされた方に向けてこの文章を書いています。
そして、今回この場では、私の経験を踏まえて、ニュージーランドであなたがすぐに出来ることについて書きたいと思います。そして、十分に高い確率で、ニュージーランド以外の国々でもこの技は有効です。
具体的に自信を持って接する術とは?
幾つかすぐに思いつきます。
それは、
- 初対面で自分から進んで積極的に自己紹介する
- その際、絶対に目を反らせたり、泳がせたりしない
- ゆっくり喋る
- 必ず自分から手を出し握手する。その際強すぎず、弱すぎず
- ハグ(抱擁)を恐れずに、恥ずかしがらずに。そしてまた、強すぎず弱すぎず
それでは一つずつ診て行きましょう。
- 初対面で自分から進んで積極的に自己紹介する
ニュージーランドでパーティーやらなんやらで、不特定多数の人が集まる場は多くあるでしょう。その際、進んで人に自己紹介して話しかけて行きましょう。
例えば、そこにいる人の中で誰かが友達の友達だったり、友達の家族だということがわかっている場合は、必ず自分から自己紹介しましょう。さもないと、無礼な奴だという印象持たれてしまう可能性があります。
こう言っても、大抵そういう場合はこっちのパーティーを主催する側の義務みたいな文化の一部で、そのあなたの友達が、あなたのことを「これは誰それさん」と紹介してくれるはずですが、そういう場は、誰もが誰かと話すのに忙しいので、100%期待は出来ません。
決して、「壁の花」=ウォールフラワー、パーティーとかで誰とも話さず壁に沿って突っ立ている人のこと、にならないように気をつけましょう。
あと、これも肝に命じておいてください。日本人の方は自己紹介で自分の名前を言う時に、姓名、下の名前と上の名前を息継ぎせずに矢継ぎ早に一語で言う人が多々いらっしゃいますが、これは理解されていません。
必ず、ゆっくりと、下の名前だけでいいですから、言うように心がけましょう。
- その際、絶対に目を反らせたり、泳がせたりしない
もうこれは国、文化の違いを超えて、人間社会共通だと思いますが、第一印象が全てです。そして、自己紹介の時に目をそらしたり、泳がせたりすると、自信がないと思われてしまいます。意識してしないように努力しましょう。
- ゆっくり喋る
人間誰しも初対面の人と話すときは緊張するものです。これも万国共通のことだと思います。ただ、ここが勝負の分かれ目です。
ですので、もう誰もが緊張するのはわかっているし、それはあなたも例外ではない。だったらそれをコントロールするように努める。来るのがわかっていて止めようとしない、止められないって言うのが一番最悪ですよね、何事においても。
自分でゆっくりすぎると思うくらいで喋ってみましょう。特に名前を言うときは。
- 必ず自分から手を出し握手する。その際強すぎず、弱すぎず
会話の最初と最後に必ず手を出す癖を身につけましょう。男性同士は特に。男性が女性相手の時は、相手が手を出して来るのを待ちましょう。場合によって、女性が手を出してこない場合は、握手なしでもOKです。それはそれで、セクハラとかまた別の問題が絡んできますので、ここはちょっと慎重に。
また、握手の際は、身を少しのり出すようにして、強すぎず弱すぎず握る。強すぎてもダメだし弱いと、その人のことを嫌いだと思わせるかもしれません。例えて言うなら、相手の握り方と同等くらいが良いのではないでしょうか。
また、先にも書きましたが、必ずアイ・コンタクトを忘れずに。
- ハグ(抱擁)を恐れずに、恥ずかしがらずに。そしてまた、強すぎず弱すぎず
これは一番難しいかもしれません、何せ日本人同士ハグしませんから。でも、そうも言ってられません。皆普通にハグします。ですので、慣れるしかありません。
ポイントは、慣れて来ると、ハグする間というか瞬間、お互いの空気みたいなのが生まれるというか存在、がわかるようになります。それは例えば、出会いの初めでも終わりでも、向こうがハグする瞬間は、足を一歩前に出すか身を乗り出して来るので、その流れに逆らわずに、こちらも自然に身を出し、ハグをしましょう。
また、握手と同様、強すぎず弱すぎずに。
まとめ
まあ長々と書いてきましたが、要約すると以下のことに尽きるのではないでしょうか。
- 強すぎず弱すぎず
- 自然にできるようになるまで失敗を重ねて練習
- 胸を張って、堂々とする
これとは逆に、そして同時に、傲慢チキに見られないように、過剰に強情にならないようにもお気をつけください。それはそれでマイナス印象を与えてしまいます。
どうですか?
お金もかからないし、英語できなくてもこれらは学べます。
こっちで、堂々と生きていきたいのなら、早めにマスターしておいて決して損の無いものです。
ぜひ参考にして見てください。
それではまた次回。
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