ニュージーランドの文化の一部
ニュージーランドに住んでいて、日本と文化が違うという場面によく出くわします。
例えば、クリスマス。
以前にニュージーランドのクリスマスに関しての考察について書いた記事でも言ったのですが、日本に比べるとニュージーランドのクリスマスはイベントとして全く別次元の重みを持っています。
それは、
- 世界中に散らばった家族がこの時期に一年に一度集まる
- そしてこれには結構な強制力がある
- それに併せて社会全体がホリデーに入り、仕事するのはご法度となる
- この時期に(観光業やサービス業は除いて)働くという人はほぼまずいない
こんな感じに要約されると思います。
それとは別に
最近友人達の結婚式が続いております。なんだか結婚ラッシュといった感じです。
そして、この、『友人の結婚式に招待される』というのも結構な重みを持っています。
移民国家であるニュージーランド、そして元大英帝国の植民地で英語圏の国。
必然と他国籍間での結婚、というのも珍しくありません。
今度、ニュージーランド人の友人(男)がスコットランド人(女性)のガールフレンドとめでたく結婚することとなりました。
が、結婚式はスコットランドで。
まあ、結婚式は女性のためにやるもんだというのが私の認識ですので、今回女性の方の故郷で式を行うというのも理解できます。
でも、遠いなー。
遠いとは言っても
ここからが本題で、これを遠いといって断ったら友人無くします。
適当な理由作って断ることもできますが、そうしたらおそらく死ぬまでブツブツ文句言われ続けます。
で、周りの反応はというと、言ってる友人が正しくて俺は悪者。もう見えてます、いじめられてる将来が、行かないなんてことにしたら。
実際、こっちの人が友人の結婚式で外国に休みを取って行くっていうことは多々あります。
オーストラリア(飛行機で3−4時間)でなんてことはしょっちゅう。
今回はたまたま地球の裏側でということ。
まああと、よくよく調べてみると、飛行機代も日本に行くのとあまり変わらないんですね。これはこれでどうかと思いますけどね。
日本までは約半日、一方イギリスまではニュージーランドから速くて丸一日。
で、値段が一緒ってのも納得いきませんが。
所変われば文化も変わる。まさしくその通りで、何が正しいのか普通なのかは、海を越えればガラッと変わります。
逆に言えば、今まさに我々の周りを囲んでる「何が正しくて正しくないのか」なんて基準も案外そこま頑丈なものではなく、砂の上に立ってるグラグラしてるもんなのかもしれないですね。
今回は友人の突然の招待に驚くと同時に狼狽てしまったことを発端にした考え事をまとめてみました。
実際、この結婚式に参加した際にはまたご報告を兼ねて記事で紹介したいと思います。
それではまた次回。
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