ニュージーランドを代表する国際企業にまで成長を遂げている衣類のブランド、アイスブレーカー。
1992年に創立された、羊の一種であるメリノの羊毛を使った主にアウトドアでのシーンを想定して作られた衣服のブランド。
現在では、先進国各国に進出しており、世界的企業の一つとしてまで成長しています。
過去の私の記事にメリノウールの何が素晴らしいのかを事細かに書いていますが、簡潔に言うと、
- 体臭が生地に染み付か無い
- つまり洗わずに長い日数着ても匂いが気にならない
- ウールという自然の成分で耐火の効用もある
- 普通に洗濯機で洗える
- もう来た時の肌触りは一度知ったらやめられない
こんなところでしょうか。
で、今回何が?
これはですね、今回何が言いたいのかと申しますと、彼らのオフィスが、ニュージーランドのオフィス等のスペースのデザインのナンバーワンを決める賞の最終選考にまで残ったのです。
私は冬の間スキー場でリテール部門を担当していて、その関係で長い間この会社とやりとりがあり、この前の夏の終わり、4月にたまたまオークランドに行った際にこの際だからと彼らのオフィスを見せてくれと訪ねて行ったのです。
今までメールと電話でやりとりをしていたけど直接会ったことのない何人かのスタッフとの顔見せという部分もありました。そして、彼らのこのオフィスはここオークランドに新たに引っ越してきて(今までは首都のウエリントン、北島の最南端にオフィスがありました)まだ出来たてというのも知っていたので、興味本位からの訪問となりました。
で、いざオフィス内に案内されて感動してしまったわけです。
なんて、素敵なオフィスだろうと。
まずはオークランドの市内のポンソンビーと呼ばれるおしゃれな一帯にオフィスがあり、こんな感じの所。通りからはオークランドのシンボルであるスカイタワーも見える。
以下が、アイスブレーカーから提供された、そのオフィスを写した写真。(ちなみに人様の写真ですので無断での転載等はご遠慮ください、一応念の為。)
一通り案内されての印象は、
- 広々としたオフィス内は、エレベーターが真ん中にあり、そこを中心に4隅全て繋がっていて、殆ど人と人を仕切る壁みたいなものは無く、全てオープン。
- このオフィス内で製造を除く全てが行われている。それは企画、商品の発案から、マーケティング、商品の写真撮影、ウェブサイトの管理運営、セールス及びそのサポートに至るまで。
- また最後の写真にあるように、オフィス内に備え付けのバーとキッチンもある。
- 幾つもの小さなミーティング用の部屋があり、それぞれの部屋がアウトドアにちなんだテーマが付いていて、独特の個性を放っていた。
最後に
今回は、少し違った角度からこのアイスブレーカーという会社を紹介してみたいと思い子の生地を書いてみました。
ニュージーランドというと、朴訥として、シンプル、のんびりというイメージが強いと思います。見栄えよりも実を採るとでも申しましょうか。
そんな中、こんな会社もニュージーランドにはあり、それなりに国際舞台に進出していて、まずまずの成功を収めているとこもあるんだぞという紹介でした。
まだメリノの肌触りをご存知でない方、値ははりますが一度知ったらやめられませんので是非一度お試しを。
それではまた次回。