結果は、20対15でオールブラックスの勝ち。終了4分前の、この試合唯一のトライをオールブラックスが決め、なんとか僅差で試合を物にしました。
この試合が、オールブラックスにとっては夏のシーズンオフ後初の国際試合。
まだまだ鈍い感じでした。これからどんどんと研ぎすまされて来るのではないかという印象です。
ちなみにニュージーランドに住んでいて、冬の到来を告げる知らせとなる物が幾つかあります。
今回はその中でもラグビーについて書いてみたいと思います。
ニュージーランドは言わずと知れたラグビー大国。2011年に行われたワールドカップでは、自国開催という事もあり、1987年に初めて行われた大会に次ぎ、2度目の優勝を果たしました。
人口450万にも満たない小さな国が、常に国際ランキングトップに居続けられる、有能な選手が次々に輩出されているという事実は、驚きに値します。
ラグビーの世界では、南半球の、ニュージーランドを筆頭に、南アフリカそしてオーストラリアが強豪国として捉えられています。
そして毎年6月、7月はアルゼンチンを含めたこの南半球の4カ国による対抗戦、ラグビー・チャンピオンシップ、が行われます。アルゼンチンは一昨年からの参戦で、それまでは、トライ・ネーションズ、(3カ国対抗)と呼ばれていました。
しかし、今年に限っては初戦は8月16日と、例年に比べちょっと遅い。
これは、サッカーのワールドカップが6月から7月にかけ行われるので、これとバッティングしない様考慮された日程なのだと思います。
また、このチャンピオンシップにはここ数年、日本も参加をするという噂が絶えませんが、今の所実現には至っていません。
ニュージーランド国内では、あと2回、週末にイングランドとの国際試合があります。
毎回、オールブラックスの試合にある日には、多くの人がパブやバーに足を運んで試合を観戦します。
もしよろしかったら、これからの2つの週末、どこかに足を運んで、是非オールブラックスの試合を観戦してみて下さい。
試合前の伝統の、対戦相手に向ける挑戦のハカ、何度見ても鳥肌立ちます。
それでは、今回はこの辺で。
Go All Blacks!
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